ハンドカットログハウス建築日記

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銀行ローンについて(資金計画最終回)

 

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こちらは、とあるおうちの庭にある立派なモミの木。

移住先を探している中で出会った方のお宅です。

おうちにお邪魔して話を聞いているうちに雪が降ってきて、帰る頃にはご覧の状態になってました。

本物のクリスマスツリー、とても贅沢ですね。

 

さて。

11/12は現場に行けず、現場画像は無しです。

というのも、銀行に行っておりました。

 

もちろん住宅ローンの件です。

 

この日は住宅ローンの申し込みに行きました。

・いくら借りるのか?

・返済計画(銀行ローン商品の選択)はどうするか?

主にこの2点を決めて申し込みます。

 

いくら借りるのか?→もちろん建築費用の額でしょ?

もちろんそうなのですが、私の場合は、事前につなぎ融資で借りていたお金があるので、その分だけを借りる事にしました。

事前審査でもっと大きな金額が通っているのでもっと多く借りられる余地はあるのですが、なるべく借金したくないので。

いくら借りるのかは銀行側の質問です。

銀行としてはなるべくたくさん借りて欲しいので、本音としては事前審査が通った額まで借りてくれませんか?という事ですね。

もちろん満額借りて、外構費用にまわす、家電・家具などにまわす、という手もアリだと思います。

C社の場合、完成時にも最後の支払いがありますが、私は途中の仕様変更でいろいろな物を削ったので、契約時の金額よりは確実に建築費用が減ります。

最後の支払いは、建築途中でいろいろある中で、プラス要素、マイナス要素をひっくるめて精算する意味合いもありますね。

従って完成時の支払いは予定より少なくなるので、なんとか貯金で賄う事にしました。

 

またローン商品の選択は、結論から言うと①35年ローン、②変動金利型、③元金均等返済にしました。

毎月の返済を無理の無い金額に抑えるため①35年ローンは当然として、その他の2項目は迷いましたね。

②については他の銀行と比べていないので分かりませんが、私がお金を借りる銀行は変動金利型と5年固定金利型が同利率くらいでした。

しかし、固定金利型の場合5年経ったらその後をどうするか決めなければなりません。

その際、切り替えると確実に金利が上がるようになっているのです。

銀行としては、最初は金利を低くして借りやすくし、その後の切り替えた後に儲ける算段ですね。

では変動金利型はどうなのか?

5年よりももっと短い期間で金利が上がる可能性があるのでは?

確かにそうなのですが、意外なことに変動金利型の方が金利が変わらない、という事が分かりました。

変動金利型という言葉に惑わされがちなのですが、実は相当な事が無い限り金利が上がる事はありません。

この銀行の場合は半年に一回、変動金利の変更があります。

しかし、今までの状況を見ているとずっと一定なのです。

いろいろと調べてみたのですが、あるサイトによると変動金利型は実際に経済状況が動いたら、それに連動するそうです。

最近のコロナ禍、東京オリンピックの後、経済状況が上向く気配はありません。

しかし、固定金利型は今後の経済状況を予測して見切り発車で変動するため、かなり細かく動いています。

しかも固定金利型の期間が終わったら確実に金利が高い物にしか切り替えられないのです。

従って最初から変動金利型を選ぶのが一番金利が低く、その金利のまま継続できて、実際は変動しづらい金利型で、今後の金利が上がる要素は見当たらないのでは?と思われましたので、変動金利型に決めました。

③については元利均等返済と元金均等返済があるのですが、元利の方は元金(借りた金額)と利息の両方を均等に割り、毎月一定額を返していきます。こちらの方が総支払額が高くなります。

元金均等返済は元金(借りた金額)のみを均等に返していきます。利息はというと、残っている元金に対して利率がかかるので、初めの方が支払い額が多く、だんだん減っていくというものです。こちらの方が総支払額が低くなります。

私の場合はまだ子供が小さいので、初めは金額が高くても頑張れそうです。子どもたちが中学校、高校、大学に通う頃には色々な費用が必要になるかと思いますので、その頃には支払い額が下がっているのは都合が良いです。

また総支払額は少ないに越したことはありません。

従って③については元金均等返済を選びました。

 

ログハウス建築は夢のある話ですが、現実としてお金の話もつきまといます。

お金の件も可能な限りブログに書いたつもりです。

また、銀行ローンを借りる際に自分が考えた事、選んだ理由を書く事で、自分のメモの代わりとしています。

 

これからログハウス建築を計画している方にとって、少しでも参考になれば幸いです。