ハンドカットログハウス建築日記

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つなぎ融資2回目

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画像はとある住宅の内部。

ロッカー収納です。

学校内か部室みたいですね。

これが家の中に、各個人ごとにあったら収納にいいな、と思ったので、マイホーム計画には個人ロッカーがあります。ただし狭い家なので、子どもたち3人分しか造れなさそうですが・・・

この画像は、ある木工屋さんからログハウスを建てられる工務店の話を聞き、その施工実例を画像でみせてもらった時のものです。その工務店の方は元宮大工。ログハウスといってもポストアンドビームしか扱っていない、とのことでした。

また、同じ工務店の施工実例ではこんなものもありました。↓
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枝をあえて少し残した柱です。

まだ生きていた時の面影を残すような、自然な姿が印象的です。

これが玄関からの動線上にあると便利だと思います。レインコートやコートなどのアウターを掛けたり、帽子などを引っ掛けておくのもいいと思います。見せる収納ですね。

 

 

 

では本題へ。

今回はお金の話です。

 

ほとんどの方は銀行で住宅ローンを組むと思いますが、ローン実行(=支払い・返済が始まる)前に建築会社にお金を払う必要がある場合に利用するのがつなぎ融資です。

過去のブログ、金額と銀行ローンについて、でも書きましたが、私が建築依頼したログハウスメーカーC社は、ログ材加工発注時に総額の1/2、基礎工事着工時に1/4、上棟時に1/8、完成時に1/8を払うことになっています。

最近のブログでもご報告しているとおり、基礎工事が着工しましたので、銀行に行ってつなぎ融資2回目の手続きをしてきました。

これはあまり楽しいことではありませんね。住宅ローン返済開始が確実に近づいてきている事を実感させられます。普段は夢ばかりみてログハウス造りに没頭していますが、急に現実に引き戻された感じです。

 

今回のつなぎ融資2回目では、想定外のことが二つありました。

 

想定外一つ目はつなぎ融資の手数料が大幅にupした事です。これは新型コロナウイルスに関係します。

つなぎ融資手数料は、銀行から借りるお金の総額が多いほど多くなります。また、つなぎ融資を借りる日からローン実行日までの日数が長いほど多くなります。

ここで、皆さんご承知のとおり、新型コロナウイルスの影響が建築業界にも出てきています。いろんな物が入荷未定、完成日(=ローン実行日)が読めなくなったのです。

従って、今回はいちおう長めに余裕を持って2020年11月30日に完成予定でつなぎ融資を借りることになりました。

つなぎ融資2回目は総額の1/4なので、1回目よりも借りる額は少ないのですが、日数が長くなります。その分、手数料も多くなりました。(ちなみにこの手数料は、完成日が早まれば1日単位で計算されて、払い戻ししてもらえます。)

この手数料は、払うのではなく、差し引きされます。つなぎ融資として銀行から振り込まれる額が手数料の分だけ少なくなります。

従って手数料分の自己資金が無ければ、建築会社に振り込むお金が足りません。

いろいろとお金が必要になるので、自己資金ゼロでの住宅建築は無理ですね。頭金がある場合も全て使わずに、こういった諸費用のために100万円くらい残しておいた方が良いでしょう。

また、1回目のつなぎ融資手数料も延長料金が発生しました!

これは完成日を2020年5月30日としていた為です。それが11月30日に延びたので、6ヶ月分のつなぎ融資手数料を追加で払うことになりました。額としてはこちらの方が多かったので、思わず"これはエライこっちゃ"と言ってしまいました。(私は関西出身ではありませんが)

従って今回のつなぎ融資2回目では、今回分の手数料に加えて1回目の手数料追加分も一緒に払うことになり、自己資金の必要性を痛感しました。もちろん想定外で自己資金が足りず、薪ストーブ用・外構用にとっておいたお金を使わざるを得ませんでした。薪ストーブは過去のブログにも書きましたが、自分で発注からC社発注に変えたので、C社に払うお金に集約出来ます。つまり、薪ストーブ代金も住宅ローンの中に含む事ができます。ただし、支払い総額は変えられないので、C社の中で予算調整が必要になりました。これはDIYの内容がかなり充実しそうです・・・外構もできずに更地にログハウス、となるのかな?・・・

ただし、こちらにはC社と交渉する上で有利な点があります。建築確認申請が遅れた事です。これはC社の事情で遅れたものです。段取りよくいけば、ログ材が届いた2019年12月19日には基礎工事も終わっており、現地で建て方(ログ組み)ができて、今頃は内装もかなり進んでいるはずでした。

交渉はこれからですが、C社の事情も分かってますし、ケンカはしたくないので、こちらが大人の対応で交渉したいと思います。なにしろC社の方々は、私のログハウス計画の一番のパートナーなのですから。住み始めた後もメンテナンスなどで関係は続きますし、将来ログハウスを検討する方々が、C社の方と一緒に私のログハウスを見学に来ることもあるかもしれません。私もさんざん見学させてもらいましたから。(もしかしたら、このブログを読んでいただいている方が見学に来る事もあるかもしれませんね?)これには応じるのが、今まで見学させていただいた方々への一つの恩返しになると思っています。もちろんいつか直接会って、お礼を伝えるとともに、ログハウス談義ができたらいいなと思います。

 

想定外のもうひとつは事前審査を再度行う事になったことです。

これもつなぎ融資1回目を借りる前に一度行っていますが、期限が一年なので、計画が延びたことによるものです。

これは費用はかかりませんが。

 

以上、大切な大切なお金に関する最近の動きでした。