ハンドカットログハウス建築日記

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衣食住なのか?

 

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唐突ですが・・・

 

人間の生活水準の指標として、衣食住の充実度が挙げられます。

それが高いレベルで確保されていることによって精神的な安定も得られる事でしょう。

 

ある本に書いてあったのですが、人間は社会的に成功しお金持ちになると、初めは豪遊したり、旅行したり、人に奢ったりしますが、それもひと段落すると、自らの衣食住を充実させる事にお金を費やすようになるそうです。

何においてもピンキリで、お金があればあるほど選択肢が広がる世の中ですが、結局は衣食住が大切だという事です。

もちろんその中でもピンキリで、衣食住のみにお金を費やしても、高くて良い物は際限なく存在し、お金の使い道に困る事は無さそうです。

また次から次へと高機能な物が出てきますし、衣食住に必要な物はある意味で消耗品なので、定期的に買い替えなければなりません。特に衣食は買い替えの頻度が高いと言えるでしょう。食は買い替えというよりは、毎回消費ですね。

それに引き換え、住は買い替え頻度が低いものです。

額の大小に違いがありますので単純比較は出来ませんが、なかなか買い替えが出来ないからこそ、住環境を整える時には良い物を長く使えるように気を付けたいものです。

 

そこで私から問いたいのは、衣食住なのか?ということ。

もっと言うと、大切さの度合いも衣食住の順なのか?という事です。

私からすると、衣食には気を使うけど住には無頓着、という方が多い気がします。

こんなブログを書いているからかもしれませんが、もっと住宅や周りの環境のこと考えてもいいのでは?と思ってしまいます。

感覚的には人々の興味は食、衣、住の順のような気がしますね。

 

私はと言うと、住はもちろん、衣食にも気を使っています。

衣について言えば・・・

人間が文化的な生活を送る上で全裸というわけにはいきませんよね?

進化の過程からも、また毎日を快適に過ごすためにも、衣、つまりいい服を着て過ごす事は大切でしょう。

最近は服に使われる素材も改良され、着心地が良く、長くもつ物も多いです。

中でも私は、以前からアウトドアブランドの服を好んで選びます。

中には都市部で綺麗にアウトドアブランドの服を着こなすのがファッションのように扱われることもありますが、私がアウトドアブランドを選ぶのはもっと実用的な理由からです。

アウトドアで求められる服への条件は日常生活よりも格段に厳しく、またそれに耐えられるよう日々進化した製品が出てきます。

アウトドアブランドの服は来ていて快適なだけでなく、さらに何か機能を持ち合わせたものが多いです。たとえば吸湿速乾性、保温性、筋力サポートなど。重ね着を前提に、何枚目に着るのかによって各衣服に必要な機能を持たせた物もあります。

私としてはやはり、服に対しても耐久性を第一に求めたいですね。それは長く使い続けられ、結果として買い替えの必要も少ない事を意味しています。

またアウトドアブランドの服は洗濯後に乾くのが早いです。基本は吸湿速乾性を持たせた化学繊維なので、夜に洗濯して干しておけば、翌朝には着る事ができます。すると服の量を減らす事が出来ます。その分、一つ一つの服に賭ける単価を上げて、アウトドアブランドの少々高めの服を選び、長く使う、というスタイルもアリなのでは無いでしょうか?

購入時の一時的な出費はありますが、先述のようなお金持ちになった人ではなくても、大半は充分手が出る金額の範囲内だと思います。

例えばこちら↓

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私の好きなブランドの服ですが、使い始めてそろそろ15年になります。

購入額は4000円くらいだったかな?

Tシャツ一枚としては高めですよね?

仕事の時以外はたいていこれを着ていますが、まだまだ現役です。

ロゴマークなどは擦り切れて見えなくなってきていますが、服としての機能はまだまだ充分です。

これは本当に使い勝手がよくて、部屋着として、寝間着として、買い物などのちょっとした外出着として、作業着として・・・ようするにほぼずっと着ています。

アウトドアブランドの服は縫製技術もしっかりしていて、糸がほつれてきたり、伸びてしまったり、ということも無いですね。

このようにアウトドアブランドの服は、ハードに使い込んで、それでも機能性が落ちることなく、耐久性があるか?という所に選ぶ価値があります。

 

食について言えば・・・

私はこれが一番無頓着かもしれませんね。

ホリエモン式に食べたい物を食べてます。

ホリエモンの食に対する考え方については著書を読んでいただくといいのですが、要約すると、食事は一緒に過ごす人とのコミュニケーション手段だから、好きな物・美味しい物を楽しく食べればいい、ということです。

好きなものばかり食べていたら不健康だ、と言われそうですが、人間は飽き性です。好きな物を選んでいても同じ食事が続く事はありません。

健康志向になるあまり食事に対する罪悪感を抱いている方も多いのではないでしょうか?

元々食事は栄養摂取の為に必須で、衣よりももっと原始的な行動のハズです。それがいつの間にか、食事する事自体が悪い事のように捉えられてしまっている。

それよりはもっとポジティブに食事を摂りたいよね?という考え方には大賛成です。

そして、食事が体や健康に及ぼす直接的な影響ばかりに注目していて、住環境がそれに及ぼす影響にまで配慮されていないのではないでしょうか?

 

いろいろと思っている事を書きましたが、私にとっては住衣食の順です。

あなたにとっての順番はいかがでしょうか?