ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

掃除について

 

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画像はとあるログハウス。

石組みで少し高くなったところにログハウスが建っています。この雰囲気が好きで、このままそっくり真似したいくらいです。

最近はログハウスの工事がストップしています。中断期間が長過ぎて、家のことより外構に興味が出てきてしまった今日この頃です。

そして、こんな物を見つけてしまいました。↓

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"WELCOME"の表示物です。

即買いして、すでに今の家の玄関横に飾ってある状態の画像ですが、アンティークショップで見つけたもので、下に二本の金属棒が出ていて、地面に刺せるようになっています。縦30cm、横40cmくらいです。金額は税込み5830円でした。

家にいる時は"WELCOME"の表示が見えるように立てておいて、外出する時には外して寝かせておこうと思っています。

(ちなみに裏面も同じく"WELCOME"の表示です。)

 

元々、外構については青写真的な物があるだけで、あまり具体的ではありませんでした。

その初めからの青写真が、海外の家によくあるようなオープンな雰囲気。芝生に、塀などの境目の無い敷地境界と、どこからでも車で入れる敷地。

日本の家によくあるような、敷地の境目に塀をめぐらして中は見えないのが、閉鎖的で嫌だったのです。

都市部の住宅街では隣家や道路からの視線が気になるのも仕方ないかもしれませんが、それが無いのは田舎に土地を買ったメリットの一つです。

それを基に、最近はより具体的に考えを巡らせています。

実際に家や、敷地や、方角や、道路から家までの人や車の動線などを考慮しながら、自分の好きな雰囲気を出せるように思案中です。

この辺りは田舎ならではの車社会なので、車での出入りに余裕があり、停め方などに無頓着でもストレスの無いのがいいと思いました。従って建築地の境界には塀や目隠しは設けず、道に面しているところは全て段差無しとします。道に面している所全てが駐車場です。最近、この駐車場に近いもので、雰囲気の良いお庭を見つけたので、それを参考にする予定です。

また、偶然にも土地の地形が段差付きだったので、この高低差1mくらいを石組みで埋める事を計画しています。そして一ヶ所は石の階段を造る予定です。

さらに車から玄関までの動線も大切です。あまり長くても荷物の持ち運びが大変です。あまり短くても、家へのアプローチが楽しめません。

また、雪の日や雨の日や夜間の玄関までのアプローチを考えると、車一台は家か玄関前に横付けできると便利です。これは家の横に車庫を併設したので、すでに実現しました。

従って、家が出来てからなるべく早く実行したいのが敷地の段差1mの石組みです。これは個人のDIYで出来るものではありません。すでに知り合いの人から石組みが得意な外構屋さんを教えてもらっていますので、そこに頼む予定です。

またそれとは別に、車庫以外の駐車スペース(取り付き道路に面している所)と、駐車スペース以外の部分の庭の用途も計画しておかなければなりません。そこまでお金が回るか分かりませんが、庭はシンボルツリーを中心に、あまり細かく整備しないようにするつもりです。

またそれ以外に薪に関連するスペースとして薪用原木置き場、玉切りスペース、薪割りスペース、薪積み・乾燥スペース(3シーズン=12トン分)、畑なども考えています。

家が出来て住み始めてからも、いろいろと忙しくなりそうです・・・

 

 

前置きが長くなりましたが、では本題へ。

今回は掃除についてです。

 

家は人が住んでいれば汚れるものです。うちのように子育て世帯であれば尚更です。

従って掃除については、基本的に毎日やるものと思います。

そこで"一般的に"必須なのが掃除機。

今までなら、掃除機からの排気でホコリが舞い上がり、掃除できているのか疑わしいものでした。

今はルンバなどのお掃除ロボットがあるので、そこまでホコリが舞うことは無さそうですが・・・

 

 

そもそも掃除機やルンバなどは必要ですか?

 

電気配線を決める時も、あらかじめC社が大まかに電気配線図を作ってきてくれましたが、ここにコンセントは要る?と聞くと、"掃除機用です"、とのこと。

一般的にコンセントは新築時にしか付けられず、"使わないかもしれないけど後から付ける事は出来ないからなるべく多めに付けといて"、となりがちです。

コンセントの失敗談でもよく聞くのが、必要な所にコンセントが無い、とのこと。そして、コンセントが無くて不便を感じる機会の一つが、掃除機を使う時のようです。

 

もともと電化製品をミニマリスト並みに減らしてきた私達からすれば、箒で充分でしょ、という話です。

掃除機で不便にならないようコンセントをたくさん付けておくよりも、掃除機を使わずに掃除をする方法を考えたいものです。しかも毎日のことなので、なるべく手間がかからないように済ませたいですよね。

私の場合は、室内の各場所から、そこよりも低い土間や勝手口に箒でゴミを落とす事にしました。二階は別として、一階のフローリング面は全て土間や勝手口に隣接しています。風除室も半分はフローリング、もう半分は土間です。

この高低差をあえて造ることで、ゴミを落としやすくしています。

ゴミを落とす為の場所をあえて造った、と言ってもいいかもしれません。

落とした後のゴミは、できればその後、外へ掃き出したいのですが、ウッドデッキや車庫があるのでそこにたまってしまいます。

ウッドデッキは水捌けも兼ねて少し隙間が空くので、小さいゴミはそこから落ちていくでしょう。大きいゴミは手で拾うか、ウッドデッキの上も掃き掃除をすることになりそうです。

ただしウッドデッキは外部なので、室内よりも掃除頻度を落としてもいいのでは無いでしょうか?そのうち風がゴミを運んでくれるかもしれませんし・・・

車庫は下面がコンクリートなので、ここは別途掃き掃除が必要ですが。

 

室内はできれば毎日掃き掃除・・・継続するのはおそらく大変ですが、ここでも狭い家にした事が有利に働くと思います。

狭ければ狭いほど、掃除が楽で、時間がかかりません。

そもそも、広い家を掃き掃除するのが大変なので、家電製品に依存することになってきたのだと思いますね。

 

話を変えて・・・

ここですでに使っていて、新しい家にも持って行く事が決まっている物を二つご紹介します。

まず一つはこちら↓

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これは掃き掃除用の箒です。

"松本箒"というもので、かなり拘りの逸品です。

腰が痛くならないよう柄が長い物を選びましたが、これで25000円くらいだったと記憶しています。

箒としてはかなり高価でしたが、掃除機を無くして掃き掃除のみで行く!と決めた私達にはピッタリなんです。(ちなみに引越し前ですが、すでに掃除機無しで生活しています。)

この箒の拘りは検索していただくのが一番でしょうが、軽く触れておくと、この箒の先の毛?みたいな物は、この製作者の方が独自で栽培され、この箒の製作のためだけに使われています。その中から良いものや長さが合うものを摘んできて、手作業で箒造りをされています。

従って生産量は少ないです。

実際に使ってみると、毛先が柔らかく、フローリングを滑らかに動いていきます。抵抗感はありません。

それでいて、かなり小さなゴミまで集めてくれます。

同じ所を何回も箒で掃かなくていいので、掃除が楽です。

また、もう一つご紹介したいのがこちら↓

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前出と同じアンティークショップで見つけた、靴に付いた土やゴミを落とす為の金物です。

そのアンティークショップでブラブラしていた時に、収納家具の下に隠れていました。

引っ張り出してみると、丈夫そうで、色も年季が入った感じで気に入りました。

金額は4000円くらいだったと記憶しています。

縦30cm、横50cmくらいですが、太い金属棒が使われていて、模様も綺麗で、踏んでも頑丈な感じが伝わってきます。

外に置いて、靴の下面を綺麗にするのにちょうど良さそうでした。

従ってこれはウッドデッキに上がる段差の所に置くことにしました。

ここである程度の土やゴミや雪なんかを落としてから、ウッドデッキに上がるようにします。

これもすでに、今の家の玄関前に置いてあり、毎日使っています。

この下には土や小石などがたくさん落ちていて、靴の下面の汚れ落としとして機能しているのが分かります。

その分、玄関内に持ち込む汚れが減っているということですよね。

 

という事でいろいろ書いてきましたが、今後マイホームを計画される方は、このように高さの差を付けて有効に使う事も検討されてはいかがでしょうか?

バリアフリーとは異なる考え方ですので、比較的若い年齢層の方には向いていると思います。

高さの差が何段かある事で、随時汚れは下へ落として行く。

それを少ない手間で行えるよう計画する事で、掃除が楽になります。

 

"バリアアリー"ですが、掃除機の要らない家。

いかがでしょうか?