テレビ無し生活
画像はダブテイルノッチという加工方法の小さな小屋です。
木の色が他にない感じで、とても魅力的です。
いずれこんなのがDIY出来たらいいな。
では本題へ。
今回はログハウスとは一見関係無さそうな、"テレビ無し生活"です。
皆さんの家は、テレビがありますか?
→当然でしょ?
と思った方々が多いと思いますが、私の周りの移住者たちは無いことも多いです。割合で言うと半々くらいかな?
都会から自然を求めて移住して来た人達。
農業をやりたくて。
または自然の中で子育てを。
などなど、いろいろな理由で移住して来た人達と話していると、いろいろな価値観があって、都会で隣の住人の名前も知らずに暮らすよりも遥かに刺激的です。
時間の使い方、お金の使い方をどうするか?必要な物をどう確保するか?人それぞれですが、元々都会にいた人達。色んな物を駆使して上手くやっています。
その中でも、必要な情報をどうやって得るか?
自分にとって必要な情報は何か?
ということです。
私もすでにテレビ無し生活で3年経ちました。
2年前には新聞も辞めました。
結果、何も困ってません。
むしろ他のことに時間が使えるようになりました。
NHKも解約して、受信料も払わなくてよくなりました。
毎日テレビから流れてくる、事件、事故、芸能ニュース・・・
必要ですか?
ネガティブな内容が多くないですか?
世の中の流れは、年一回出る池上彰さんの本で充分です。
一年で2時間だけ読書に費やせば、一年分の情報が得られます。毎日は必要ありません。
ある方に、かなり強い口調でこう言われた事があります。
"テレビは情報源としてはよい。ネットでも情報は得られるが、自分が気になったことしか検索しない。テレビは自分が知らない情報、世の中の流れ、一般的な常識として知っておくべきことを教えてくれる。"
テレビ家に置けよ、という圧力を感じました。
この方は、私がテレビ無し生活なのを知っていて、世の中の流れから取り残されるのではないか、という心配から言ってくれていることは分かっています。
でも、そんなにみんなが均一な情報を共有する事が大切ですか?
自分がいらない情報も多分に含まれているテレビに、毎日時間を割きますか?
それから、自分が知らないこと、検索もしないことも教えてくれるのはいいですが、それも結局はテレビ局の人のフィルターに一度かけられた情報です。その人の判断で必要とされた情報は、私にも必要ですか?
本当に必要な情報、為になる情報、それによって行動が変わるような情報は"人"が持っています。
現場のそれに携わっている人が、一番新鮮な情報を持っています。
また情報の内容は日々変わります。
テレビ局の人のフィルターにかけている間に遅れていくのです。
元野球監督の野村克也さんも著書の中で書いていますが、"私は何も知らない。だから人に会いに行って、話を聞くのが楽しい。"と。
あれだけの名監督の方でも、自分はまだまだ知らないことがある。そしてその情報源を"現場の人"に求めているのです。
ログハウスの計画に伴い、いるもの・いらないもののを整理をする機会も多いですが、一番いらないのに場所を取るな、と思うテレビについて自分なりの考えを書きました。
皆さんも明日から、テレビ無し生活、いかがでしょうか?