薪ストーブと薪の調達について⑧
先日に引き続き、行ってきました。
薪となる原木集めです。
今回は息子も同行。
彼の目的は昆虫採り。
実は前回の原木集めの時に、チェーンソーで原木を切っていたらクワガタが出てきました。
昆虫が好きな息子にお土産として持って帰ったのですが、その場では蛋白なリアクションだったにも関わらず、以外と響いていたようで、次回は一緒に行きたいと。
これは持ち帰った後に撮ったもの。
ひっくり返してみると、足の根本が赤みがかっています。
図鑑で調べると、おそらくアカアシクワガタのメスのようです。
さすがは山の中のキャンプ場、こういったところでも自然がまだありふれたものである事を感じさせてくれます。
また最初の画像は、今回の原木回収前の画像としても見てもらいたいのですが、前回積み切れずに残ったものなので、今回でやっつけてしまおう、という魂胆です。
手前に見える木以外にも、雑草の茂みの中にも木が隠れており、一応それらも持って帰る事にしました。
完了。
そして達成感。
今回の収穫。
積み切れなかった残りなので少なめです。
ちなみに今回はクワガタは出て来ず・・・
息子よ、自然は甘くないぞ。
そして父は偉大だぞ。
思い返せば6月、薪用の原木をいただけると連絡を受けて、初めて見に来たのがこちら。↓
自分の事ながら、よくぞ軽トラとチェーンソーのみで全て運んだものです。
これを見た時は、まだチェーンソーを使った事がない状態でした。
初めてチェーンソーを握り、切り方を試し、切る長さを変え、家に帰れば刃を研ぎ、チェーンソーに関する色んな事も一通り経験させてもらいました。
初めてのことで苦労もありましたが、楽しかったですね。
このブログタイトルが⑧ですが、①②はこの現場の薪の調達に関してではない内容なので、全6回で運び終えたのかな?
これも冬に薪ストーブで暖を取るため。
アリとギリギリスの童話の、アリの気分です。
よく、薪は人を3回温めてくれる、と言われます。
薪を割る時、薪を積んだり移動する時、そして暖を取る時。
他にも、薪を割る時、暖を取る時、薪の火力で作った料理を食べる時、と言われる事もあります。
今回の作業は"薪を割る時"に含まれるのでしょうか?
これも一つの工程と捉えれば、薪は人を4回暖めてくれる、と言えそうです。
今回の場合は、あまり暖まりたくない時期での作業でしたが、次に来る冬のために薪を確保する必要がありました。
薪のストック量が安定してこれば、時期を選んでの作業もできるようになるでしょう。
セオリーとしては、乾燥した冬に木を伐採し、運び、割り、梅雨までに積み、梅雨の雨で洗いヤニを抜き、夏の強い日差しで乾燥させる。
これが年間を通しての理想的な薪の調達の段取りのようです。
薪ストーブで暖を取ると決めて、薪を調達するようになると、それに伴ういろいろな事もやる必要がありますが、決して苦行ではありません。むしろ楽しんでやれています。
このブログタイトルでもはじめの方に書きましたが、やはりその心構えがないと長続きしないと思います。
身体を動かして、必要な道具を上手く使い、管理する。
その繰り返しで、徐々に効率よくこなせるようになっていく。
ふと、スキーが楽しかったころと同じだなぁ、と思いました。
スキーをするためにトレーニングし、車を買い、スキーのチューンナップも自分でやり、ガソリン代・高速代・リフト代を貯める。
一つの事をやろうとすると、付随していろんな事に手を出すようになります。
それはやりたい事があってこそ。
その純粋な気持ちが大事ですね。
話がそれましたが、ここの原木を運び終えた達成感から、少し感傷的になりました。
薪ストーブ生活が始まるのは次の冬からです。
季節が秋に向かい、冬が楽しみになって来ましたね。
そう言えば先日、薪ストーブ屋さんと契約書も交わしましたよ!
これからも薪ストーブ生活と、薪の調達は続きます・・・