薪ストーブと薪の調達について③
実際に、薪集めに行って来ました!
薪をいただいたのは、近くのキャンプ場経営の方。
同じ職場の方と家が近く、職場の方が紹介してくれました。
今回は、キャンプ場内の木を伐採したもの。2ヶ月以内に持って行ってくれればいい、と期間の猶予も長めでありがたいです。
さっそく、ご連絡をいただいた日に物と量を確認しに行きました。
左の方に寄せてあるのが要らない木です。
緑の軽トラと比べると、おおむね大きさが分かると思います。
近づいてみるとこちら。
おそらく広葉樹。
数種類の樹種が混ざっている。
乾燥させればいい薪になりそう。
結構長いな。
5〜6mはある。
太さも40cmくらいあるな。
このまま持って帰ることは出来ない・・・
う〜ん、どうしよう。
じゃなくて!
こういう状況でお声がかかってももらっていく心構えと、装備があるハズでしょ?
過去のブログでもさんざん書いてきたでしょ?
本物の薪ストーブユーザーになるには心構えとライフスタイルを変える覚悟がいるって。
と、自分に言い聞かせ、この日は周りの持ち帰れそうな木だけ軽トラに積んで帰りました。
後日、相棒を連れて見参。
頼りになる相棒はこちら。
マキタのバッテリー式チェーンソー!
バーの長さは35cm。
これで40cmずつ玉切りして、軽トラに乗せて持って帰ります。
しかし、なにしろこの日が初めての実践。
そして、いきなりの応用問題。
チェーンソーの本には、丸太を下に置いた状態や、台に乗せた状態での切り方は書いてあったな。
現状は丸太の山積みだな。
重くて動かすことは出来ない。
どうやって切るんだ?
ポイントは切り終えた後の木片の動きを予測する事だな。
山積みの木を端から40cmずつ切っていくか。
切った後は下に落ちるから、下から切り込みを入れといて、上から切り落とすか。
などと考えること5分ほど。
ようやく緊張の初入刀!
すげぇ〜、
切れる切れる。
そして楽しい!
どんどん切っていきます。
しかし、まだまだチェーンソー初心者。
下からの切り込みと、上からの切り込みがうまく合いません。
しかし丸太が太いので、ある程度近くであればズリっと重さに耐えかねてズレて落ちてきます。
丸太が短くなってきたら自力で動かす事も出来るので、切りやすい位置に置いてから玉切りもできるな。
と思っていたら、ウィーン、ピタッ。
バッテリー切れ。
以外と早いのね。
まあ、初めての作業だし、怪我してもいけないから今日はこのくらいにしておこう。
そしてこの日の収穫がこちら。
軽トラに敷き詰めて少し余裕があるくらい。
思ったよりもバッテリー上がりが早かったので、帰りは少し寄り道して行きました。
すると別のキャンプ場でこんな物が・・・
ティピーです!
円錐形のテントみたいな物です。
前からテントとしてはこの形が一番面白くてシンプルだな、と思っていたのですが、特大サイズの物を拝見出来ました。
これはおそらく、メーカーが出してる物ではなく、自作だと思われます。骨組みに掛けてある布も特注品なのではないでしょうか。
これが庭にあったら、隣に家があってもココで寝たいですね。
話を戻して、薪について。
今の状態では薪が足りないし、割って積んで乾燥させる時間も足りない。
という事で、いちおう物量だけでも確保しようと思って、原木の状態で買いました。
4トン。
手前の山積みのみです。
右奥に積んである物は別です。
このブログを読んでいただいている方々ならば、この数字を見ても驚きませんよね?
ザツで(いろんな樹種が混ざる)、広葉樹の原木で、ここまで運んでもらって、4トンで44000円!
実はこれ、激安価格なんです。
前の薪ストーブについてのブログに値段も書きましたが、この価格は有り得ないです。
ただし、4トン以上の購入で、1トン単価が11000円となる仕組みです。
ここでも4トンを基準にしているので、よく出来てますね。
やはりこの地域では一冬4トンが一つの目安となります。
それにしても4トンの原木を見て、こんなもんか、と思ってしまいました。
しかし、このままでは薪になりません。
これを玉切りして、割って、積んだらどれくらいになるのか?
スペースはどれくらい必要?
4トンの量を実感するのはこれからかもしれません。
これからは薪ストーブや薪の調達についても随時ご報告できればと思います・・・