ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

自然の恵みで涼しく過ごす

 

暑い日々が続いていますね・・・

 

今住んでいる借家はエアコンが無いので、夏の日中は買い物したり、図書館に行ったり、ドライブしたりして、なるべく涼しく過ごすようにしています。

 

しかし、所詮はエアコン頼み。

できれば一工夫して、自然の恵みで涼しく過ごしたいものです。

 

そこで!

 

まず思い浮かんだのが滝!

実は落差の大きい滝壺の近くまで行くと、風が凄いんです!

水が落ちる勢いで風も発生して、そのまま谷筋を吹き抜けていきます。

以前は、岐阜県の山に行く事が多く、スキーの帰りなどにも滝に寄ったりしていました。

その時の涼しさ(寒さ?)といったら、まさに天然の恵み。

マイナスイオンも含まれてる?

個人的なおすすめは、郡上市白鳥町の"阿弥陀ケ滝"と、高山市平湯温泉の"平湯大滝"。

マイナーなところでは、高山市の中心部から平湯温泉に向かう途中の"銚子の滝"もあります。

ともに、駐車場から少し歩かないと滝壺まで行けません。

でもそれがいいんです。

歩いていると、近づくにつれて例の風を感じるようになります。

霧雨のような水分が風に混ざっているのも感じて、この時点からヒンヤリ感があります。

だんだんと滝壺に落ちる水の音が轟音になっていきます。

近付かないと滝の全容が見えないのもいいです。

あとは行ってみてからのお楽しみ、ということで・・・

 

それはさておき検索してみると、現在の住まいの近くにはなかなかいい滝がありません。

小さい子ども達もいるので、あまり山奥でも辿り着けませんし。

 

次に思い浮かんだのが標高が高い所に行くこと。

幸い近隣に山はたくさんありますが・・・

最近ちょうど図書館でツリーハウスについての本を借りたところだったので、以前見かけた山の中のツリーハウスに行ってみることにしました。

この時は着いたのが朝9時ころでしたが、車の外部気温表示は20度。

車の窓を開けた方が涼しかったですね。

 

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そして着いたら、檻から放たれた動物のように一目散に駆けだす子どもたち。

このスピードにはついていけないですね。ちなみにこの画像を撮った時は、子ども達は2往復目です。

 

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近くから見るとこちら。

これは本格的ですね。

高さもあり登るのも楽しかったです。

 

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内部から見るとこちら。

扉も窓も全て手造り感があっていいです。

 

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反対側を見るとこちら。

全面窓で室内が明るいです。

私も子どもたちも充分満足のお出掛けでした。

 

もう一つ、今年の夏初めて行ってみたのが"風穴"。

いい画像が無いので省略しますが、涼しかったです。

冷気の吹き出し口に小屋を建てて、昔から冷蔵庫として利用されてきたようですが、その小屋の中は気温9度でした。

今はお酒が保管してありましたね。

風穴の仕組みとしては、山の斜面の高低差があるところを空気が通り抜けると、冷やされて出てくるのだとか。

鍾乳洞みたいな物で二ヶ所穴があり、空気が通り抜けてくるのだと勝手に思っていましたが、違っていましたね。

特に斜面が岩で出来ている所は空気が通りやすく、風穴も出来やすいようです。

中にはそれを利用して人工的な風穴も造られたようで、それらは地面に穴を掘って壁を石で補強した物でした。

構造的には斜面になっていないので天然の風穴とは違いますが、穴の底に近づくにつれて気温は低くなり、充分冷蔵庫の役割を果たしていたようです。

 

ん?

これって自宅に作れないかな?

暑いのが苦手なので、自宅に風穴があればいいなぁ、と真剣に考えてしまいました。

建設地のすぐ隣には山の斜面があるのでそれを利用するか、穴を掘るか。

 

うーん、いずれやってみよう。

(多分やらない)

 

人間、不具合があると、なんとかしようと思って色々と考えるものです。

現在エアコン付きのおうちに住んでいる方も、滝か、山か、風穴に行って涼んでみてはいかがでしょうか?