建て方4/16午前
建て方三日目、4/16の午前です。
現場に着くと、すでにトラス組みが始まっていました。
これは車庫横、四本柱の上に乗るものです。
ちなみにトラスとは、ログ材で造った三角形の構造で、主に妻壁に設置して屋根内を支えるものです。小屋組内部に設置したものもあります。
基本的に三角形で支えるので、三角形内のログ材の組み方は意匠的な意味合いが強いですが、一応数パターンある組み方で強さも若干変わります。基本的には三角形内のログ材の本数が多い方が構造的に強くなります。
4人がかりで組んでいきます。
このトラスは、三角形内のログ材を"W"型に組んだものです。ログ材四本でWを構成するので、トラスとしては一番強い構造になります。
トラスが間近に見られるのも今だけです。
トラスの底になるログ材の端は、このように加工されていました。
隙あらば遊び始める子ども達。
Wの両脇のログ材はかなり短め。アニメなどで見る原始時代の骨付き肉🍖みたいで可愛らしく思えます。
穴が開いています。このトラスは地上で組んでから乗せますが、この穴を使ってボルトで緊結されています。
その他に残っているログ材を見ていたら、面白い表情のログ材がありました。これは小屋組の柱となります。
徐々にログ材が減ってきました。
手前のブルーシートに乗っていない木は、薪として使うために貰ったものです。
最上段ログを見ていたら、トラスの底となるログ材の端と同じ加工が見受けられました。ここは共通の加工のようです。
屋根が無く、一階部分から空が見えるのも今だけです。それにしても窓がデカい・・・ここには特注サイズの出窓が入ります。
最上段ログ材の上半分だけ、垂直に削られた部分があります。この横方向のログ材は大引、垂直に削られた部分は根太の受けとなります。
三日目は足場設置も同時進行でした。
開口部は右の大きいほうが風呂窓、左の小さいほうがトイレ窓です。
以上、4/16の午前までの報告でした。
午後はいよいよ上棟。
ログ材が全て組み上がります。
建て方経過報告ブログは続きます・・・