ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

建て方4/15午後

建て方二日目、4/15の午後です。

午前では、車庫部分の柱の間に筋交いを設置する途中までいきました。

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午後に現場に行くと、すでに筋交いが出来ていて三本目の柱が立っていました。

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四本目も立ち、その上から横架材も設置され、この構造自体は二次元的には安定しています。

しかし、手前か奥にバタンと倒れたら大変です。仮固定は続きます。
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すると・・・

何やら高さが合わないようで、角材をもう一つ挟んでいます。

どうやらカナダ側でセトリング幅を見込んで短めに加工されてきたようです。

土台の角材一つで合うハズが、二つでないと隣のログ壁と高さが合わない事が発覚。急遽、土台となる角材を二段にすることになりました。

日本とカナダ、距離・時差・言語・ログハウスに対する規制などの違いが大きく、綿密な打ち合わせの上に加工していただいていますが、それでもこういった行き違いが出てきます。
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四本柱上の横架材を固定して、このままクレーンで吊り、下に角材を入れることになりました。
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このまま持ち上げて・・・

下の角材が二段になりました。
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降ろして固定。

さらに画像奥のログ壁と、四本柱とを同時に上から抑える横架材も設置されました。これで三次元的にも安定します。

四本柱の下に見えるジャッキは、ログ柱の太さも手伝って余計にひ弱に見えます。これは下の角材の中に隠す予定でした。それが、柱の長さが足りない分出てしまうことに・・・。

ジャッキの高さだけ角材をさらに挟んで、分からないようにしておこうかな?

ちなみにC社からは、ココをどうリカバリーするかはまだ何も聞いていません。

忙しい人なので・・・

まあ、いずれ話す時が来るでしょう。

完成までに対応すればいい話です。
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一階部分の最後に、ログ壁の日の字プランで真ん中の横棒となる位置にログ材を乗せます。
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このログ材が最後である理由はこの画像から分かります。

ログの長さが一本物で用意できないため、ここで継いでいます。

上手くノッチ内部に隠れる位置なので、見た目は継いでいることが分かりません。(ログ材の左右の端が共に根本側で太くなっているので、見る人が見れば分かるかも。)

ここを緊結するためにボルト固定が仕込んであります。

従ってこの部分を、最後に蓋をするようにログ材をかぶせて、一階部分が完成です。
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その頃には日もかなり傾いてきました。
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四本柱の上にもう一本、トラスの下部となるログ材を乗っけて、仮固定してこの日は終了です。

西日が当たって輝いているようで、綺麗に見えました。

自分のログハウスが出来上がっていく気分的な高揚がそうさせているのでしょうか?
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二日目終わりに別角度から。

やはり神々しい感じがします。

ちなみにこの日は、C社の方と妻も立ち会い、賑やかになりました。

妻は前日は現場に居なかったため、画像のみで把握していました。

現場で実物を見て、まだ実感が湧かない様子。以外と冷静に見ていました。

この日は、ログ壁内部の室内空間の把握と、最終的にキッチンレイアウトを決める事になっていました。

結果は・・・シンプルにアイランドキッチンのみ!

空間の真ん中にドン、と置くことにしました。

 

三日目は、小屋組(屋根内部の構造材)とトラス組みがあります。

四本柱の長さが違うというハプニングもあり、少し予定より遅れましたが、三日目で棟上げまで行けそうです。

 

建て方報告ブログは続きます。