ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

土台設置・床組み

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画像は4/7午後の現地。

基礎周囲の埋め戻しが終わりました。

"神対応"の基礎屋さんともお別れかと思っていたら、室内の土間コンクリートはこの方がやる予定とのこと!

今後ともよろしくお願いします!!

 

そして、基礎内に何やらブルーシートで覆われたものが。

近づいてみると↓

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出ました!

C社お得意のウエスタンレッドシーダー!!

15cm×20cmの角材です。

これは土台となります。土台は高さ40cmなので、この角材の20cmの方を高さになるように2段積んで土台とします。

ちなみに土台とは、基礎とシルログ(最下段のログ材)の間に挟む角材です。在来工法でも設置しますが、基礎の上の木材を湿気・腐れから守るためのものです。

国産材ならヒノキかヒバが良いですが、レッドシーダーも強度があり水にも強いので、外材としては贅沢な仕様です。

おそらくレッドシーダーのこの大きさの角材を準備するだけでも大変だと思います。それを2段組みするので、なおさら贅沢な仕様に思えます。

香りを嗅いでみたら、やはりこの香りはいいですね。ログ材はイエローシーダーですが、香りだけはレッドシーダーの方が間違いなく上です。

そして画像からも分かるとおり、木肌の多彩さも素晴らしいですね。一つの樹種で、これだけ多彩な木肌を見せるのは稀でしょう。これは、土台を組んでみれば、より鮮明になると思います。

 

そして迎えた4/9。

土台設置・床組みの作業日です。

午前10時ころ現場に着くと、既に土台はほぼ設置完了していました。↓

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いい天気・・・

こんな環境で働けるログビルダーさん達は、皆さん健康そうです。

そしてレッドシーダー角材の2段積み!

木肌の多彩さもこれで分かりやすいのではないでしょうか?

この土台は後から板金処理して隠れてしまうので、見えるのはその前の今だけです。

そしてアップ画像がこちら↓

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基礎コンクリート、基礎パッキン、土台の順に設置されているのがよく分かります。

さらに基礎パッキンの拡大画像がこちら↓

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奥が見通せるのがお分かりいただけると思います。これが通気の要ですね。

この後に床下の補強、断熱材、下地合板を設置していきます。その上の床材は全ての工事の後になります。

その作業途中がこちら↓

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見えている木材全てがレッドシーダーです。これらも今後断熱材が入ると見えなくなるので、なるべく画像で残しておきました。

入れる断熱材がこちら↓

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一般的にもよく使われているもので、ログハウスだからどうこうということはありません。いちおうC社がある軽井沢と同じく寒冷地仕様に準じて、厚めにしてもらっています。

こだわりだせば羊毛などの自然素材もありますが、お金をかけるところとかけないところのメリハリで、ここはC社のオススメどおりとしました。

 

この後、断熱材が入り、合板を張って、仮床となります。

 

またご報告できれば、と思います。