ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

現場経過報告10/29

 

10/28はブログお休み。

 

いつも仕事の昼休みに現場に行くのですが、10/28は現場に行く前にランチを食べようと現場近くの店に行ったら、偶然C社の方と鉢合わせしました。

C社の方も私に連絡を取ろうとしていたらしく、一緒にランチとなりました。

そこでゆっくりしたので、現場に行く時間が無くなった、という訳です。

その代わり色々と話をしました。

ほぼ家は完成に近づいており、今更話す事も無いかと思いきや、まだまだ色々と細かい所や今後の日程確認で、時間が過ぎるのはあっという間でした。

C社の事務職の新人さんも来ていて、現場周りをしているようでした。

C社も事業としてうまくいっているようで、いいですね。

 

さて、現場に行ってないので聞いた話ですが、この日は大工さんと電気屋さんとキッチン屋さんが入っている、とのこと。

更に分離発注(施主発注)のエアコン屋さんもこの日入りました。

家造りが急ピッチで進んでいる感があります。

余計に見に行きたくなりますが、翌日のお楽しみにしておきました。

 

 

翌日10/29。

(2日分なので画像多めです。)

 

10/29に現場に向かっていると、現場近くで足場を積んだトラックとすれ違いました。

うちの足場が外れた?

 

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現場に着くとご覧の光景。

足場が外れると見た目が変わるものですね。


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足場が無いとログの迫力が増して感じられる気がします。


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東側の屋根の出幅も大きく感じられます。

この下には、屋根の大きさと同じウッドデッキができます。

ウッドデッキができると、また雰囲気が変わるのではないでしょうか?


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せっかく足場が外れたので、家の周りをぐるっと一周まわってみます。

こちらは東側から。

屋根が大きく頭でっかちな印象ですが、これがログ壁を守るためには大切です。

デッキが屋根と同じ大きさなので、近々デッキができたら上下の見た目のバランスが良くなると思います。


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北東に移動し、東側と北側が見える画像です。

屋根に薪ストーブの煙突と、ドーマーがありますが、家の顔となる南側からはこれらは見えません。


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北西側から。

西側のポストアンドビーム部分が見えます。

白壁部分はポストアンドビーム部分の中に造った物置の壁。

昨日設置されたのでしょうか、電気使用料のメーターが付いていますね。


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同じく北西側から、家の西側が見えるように撮影。

ポストアンドビームの迫力と、物置部分の白壁が映えます。

こちらだけ見たら、フルログとは思わないかもしれないですね。


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西側の軒下は意外と広いです。

今まで足場があって広さを感じませんでした。

柱の芯から軒が1.5m出ているので、風が無ければ雨がかからない空間です。


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西側に設けた車庫。

ここも足場が外れ、高さがあって開放的です。


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車庫の入り口で上を見ると、照明器具が付いていました。


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拡大するとこちら。

本物の船舶に使う照明です。

海上での使用にも長期間耐えられる仕様です。

今はピカピカですが、これからどう変わっていくのかな?


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玄関上のトラスを見上げると、その外側の屋根部分にも照明が付きました。


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こちらも外部照明。

南側屋根の軒裏です。


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玄関ポーチは、上部のセトリングスペースに板材が付きました。


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こちらは車庫奥の物置の入り口上部。

穴が四つ開いています。

ここの扉は吊り戸で、真ん中で左右に分かれて開きます。

穴は吊り戸を吊るための金具を設置する為のものです。


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そして入り口下部の横にはその吊り戸がブレないように補助する"受け"が設置されていました。


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そしてこちらが吊り戸。

物置の中に置かれていました。

もっとアンティーク調でもいいのですが、C社の方が節ありの板材で出来た扉を探しましたよ、とのこと。

はじめはこれを付けておくことにしましょう。

後からDIYしたいところが増えました。


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さて勝手口から室内を見ると、明らかに違いが・・・

床の養生シートが剥がされ、久しぶりのアルダー板材とご対面。

やはり渋くていい色です。

 

それよりも!

 

左側に見えてるのは洗面台!

これはキッチン屋さんに分離発注で頼んだ物です。


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勝手口から室内に入ると、左側には脱衣場の扉が付けられていました。

こちらも床材と同じアルダーで出来た扉です。

こちらは吊り戸で引き戸になります。

脱衣場の扉なので、ガラス部分は無いシンプルなものです。

少し気になるのは、扉とその周りの木枠の色の違い。

周りの木枠もアルダーみたいな渋い色にならないかな?

DIY候補2ヶ所目です。


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扉の左上には小さな丸いガラス窓が。

中に誰かいるか、明かりで分かるようにするためのものです。


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脱衣場の天井には換気扇も付きました。


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脱衣場から風呂を覗くと、こちらも換気扇が付いていました。


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そして風呂場の壁上部もセトリングスペースを隠すための板材が付きました。


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同じく風呂場の壁上部(入り口から見て右側の壁)。

壁に貼った板材もウエスタンレッドシーダーなのですが、同じ樹種でもここまで色の違いがあります。

つくづく面白い木だと思いますね。


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さて風呂から出るとやはり目につくのはこの洗面台。

ヤマザクラの木をメインに使い、狂いの少ない質の良い洗面台になっています。

ログハウスの中でなければ、これがあるだけでも木の良さが際立つのでしょうが、ここにあると普通の物に見えます。

ログハウスの中に造る洗面台はもっともっと個性的ですので・・・

目が肥えすぎてしまってもいけませんね。

まあまあ満足の洗面台です。

(これもまだまだDIYで変化可能ではないでしょうか?)


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洗面台水栓も拘りの一つ。

タッチレスで水が出ることと、ホースが伸びる機能があるものは、洗面台用水栓ではいい物が無かったので、キッチンに付けるために選んだ水栓と同じ物を付けてもらいました。

天板は人工大理石でボウルも同じ材で一続きになるようにして貰ったのですが、色が違っているとは思いませんでした。

これでは一続きに見えませんよね?

私の確認不足ですが・・・今からやり直しは出来ません。


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洗面台の右側にはトイレがあります。

トイレの扉もこの日初めてお目見え。

脱衣場と同じアルダーで出来た扉ですが、引き戸ではなく開き戸です。

もちろんガラス部分無し。


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トイレの中はまだ便器が設置されていませんが、下の配管は施工ミスで違う位置に付いていたのでやり直してもらいました。

配管が撤去され、アルダー板材の床が貼り直されていました。

配管やり直しはこれからでしょう。


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トイレの天井にも換気扇が付きました。


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こちらは室内の壁上部。

全ての部分でセトリングスペースを隠すための板材が付きました。


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こちらは風除室の扉。

アルダー材でできた扉で、あえてガラス面を大きくしてもらいました。

プライバシーが気になるかもしれませんが、来客はその前に玄関扉があるので、扉二枚あれば中は見えづらいだろう、との判断からです。

ちなみに玄関扉と風除室扉は直線上に並んでいないので、それも中が見えづらいようにしてくれると思います。

また、ガラス面が多い方が室内側が明るくなるだろう、との考えもあります。


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扉の取手は全て同じ物に統一されています。

C社から聞かれて勝手口の扉の取手として選んだ物が、いつの間にか全ての扉に付いていますね・・・

まあ、取手として不満はないのでいいですが。


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風除室内部です。

あとは玄関扉のみ。

玄関扉は今製作中、とのこと。

これも特別な物になっていますので、楽しみです。


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こちらは玄関ポーチの壁上部。

ここもセトリングスペースを隠すための板材が付きました。


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玄関ポーチから風除室の内部を覗くとこんな感じ。

中の方が暗いので、あまり見えませんよね?

その代わり夜は照明で室内側の方が明るくなります。

丸見えでプライバシーに難あり、となれば、このガラス部分にロールカーテンを付ける事で対応する予定です。


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アーチカットから見た室内(玄関、水廻り側)。

一昨日と比べると随分変わりました。

かなり完成後に近づきました。


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同じアーチカットから反対側を見ると、ここにも大きな変化が。


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どーん!

アイランドキッチンです!!

こちらも洗面台と同じく、キッチン専門店に分離発注したものです。

まだ上にカバーが掛けられていて全容が見えないので、キッチン上部や中の細かい仕様については後日詳しくご報告したいと思います。

今回はキッチンの周りだけご紹介。


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キッチンが出来た後の部屋の雰囲気はかなり完成後に近いです。

こちらも洗面台と同じく、下の木部はヤマザクラで出来ています。

薄い塗料で、経年変化していい色に変わっていくのだとか。


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キッチンを正面から見える位置から。

キッチンはアイランドキッチンのみです。

よくある吊り戸棚や後ろの棚は、うちにはありません。


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レンジフードはステンレス製。

これは耐久性、掃除しやすさから選んでいます。

色やデザイン重視で選ぶ事も出来たのですが、私は機能性、耐久性重視です。


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キッチンのカバーを少しだけめくってみました。

この天板も、どうしようか悩んだ挙げ句決めたもの。

色や雰囲気は設置後しか分からないので、博打みたいなものです。


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キッチン右側から。

手前の棚は本棚として使います。


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そしてテンカセ!

天井カセット型(天井埋込型)エアコンです。

これも分離発注でしたが、前日に作業が終わりました。

業務用、店舗用のイメージが強かったテンカセですが、調べたら今は普通に住宅用が用意されています。

いろいろ選べるので、これからおうちの計画をする方は検討されてはいかがでしょうか?

ログハウスに壁付けエアコンは無いですよね?


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外部も施工済み。

室外機に付けるホースはセトリング対応の為、固定はせず、少したるんでもいいようにしてもらいました。

二ヶ所だけホースを輪に通して、あまり動かないようになっていますね。

ホースはなるべく目立たないよう、ログ材に近い色のテープで巻いてもらいましたが・・・やはり同じ色とはいきませんね。


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階段を登る途中からキッチン方向を撮影。

やはりこの家はキッチン中心です。

ていうかキッチンしか無いです。

ダイニング、リビングは無い(要らない)、という考えで計画しています。


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階段を登ると、二階のコンセントが一部取り付け済みになっていました。


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拡大するとこちら。

色は黒を選びました。

白壁なので、どこにあるか分かりやすいよう目立つ色にしました。


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吹き抜けの支柱にも一部コンセントは取り付け済み。


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帰り際には、外部で業者さんがウッドデッキの施工準備をしていました。

手前の地面に刺したL字型の木枠がそれです。

これで、おおむねウッドデッキの大きさが掴めます。

この画像は南側。


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こちらは東側。

ウッドデッキもかなり広く、使い勝手の良いものになりそうです。

 

現場経過報告ブログは続きます・・・