ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

現場経過報告10/14

 

この日は大工さんたちは来ていませんでした。

なぜなら、内部の左官工事を主に進める日になっていたからです。

左官工事の最中に木屑が舞うと、乾いてない壁に付いてしまうため、あらかじめ大工さん達はこの日は来ない事になっていました。

さて、左官工事の進み具合はいかがかな?

私も木屑やホコリが不必要に舞う原因にならないよう、なるべく外から見学です。

 

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バルコニー外の足場から中を覗くと、二階部分を塗っているところでした。

斜め天井は塗り終わった様子。


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バルコニー柵の中にカメラを突っ込んで撮影。

二階の様子がよく分かります。

主に棟木よりも左側を撮影した画像です。

吹き抜け手すりにも養生シートが掛けられていますね。


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位置を変えて、今度は棟木よりも右側を。

斜め天井は全て塗り終えて、白く綺麗です。


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今度は外へ周り、車庫奥にある物置の壁を撮影。

昨日までの画像ではコテしごき仕上げが分かりづらかったかもしれないので、もっとアップで撮ってみました。


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こちらは白壁とログ壁の接しているところ。

壁の左官工事が終わっても、ログ壁との間には少し隙間がありますね。


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こちらは白壁と丸太柱が接するところ。


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そこを拡大するとこちら。

やはり少し間が空いていますね。

これはこのままで仕上げ終了なのかな?


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柱の下はこんな感じ。

柱はジャッキで支えていますが、木の板で隠しています。

左官工事はその境目まで、きれいに仕上がっていますね。

 

その後、左官屋さんに断ってから、中に入って少しだけ写真を撮らせてもらいました。


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階段は昨日で完成したので、今日は変わりありませんが、昨日のブログの構造的な部分の補足です。

まず階段の下には、画像のような角材で補強がされています。

上部4段は側桁階段になっていて、側桁と言う斜めの桁で踏板を挟み込む構造です。

ココにかかる力は、垂直方向にかかる人間の体重や階段自体の自重と、それが水平方向に画像奥へ押す力に分けて考えることができます。

垂直方向にかかる重力は、側桁下部で支え、ひいてはその下の柱が支えてくれます。


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これは側桁下部の拡大画像です。

部材の重さや人間が乗った時の重みを、全てここだけで受け止めます。

側桁下部はL字型に欠き込まれて、補強材の柱に乗せているだけです。


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同じ部材の反対側です。

こちらの画像の方が、側桁下部のL字型欠き込みと、乗せている様子が分かりやすいと思います。

 

では階段上部が、水平方向に押す力はどうやって受け止めるかというと、階段下の補強材で四角い構造体を造って受け止めています。

その四角い構造体が押されて動かないよう、更に奥にあるログ壁で支えます。

その構造体の奥にある柱とログ壁は、あえて接するように造られています。

その接しているところを画像で撮ってきました。


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まずは階段下部。


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拡大するとこちら。

ここも踏板とログの出っ張りが接しています。

上部の構造とは関係ないですが、これも固定に寄与しているのでしょう。


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階段中部は踏板の奥にある柱がログ壁と接しています。


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階段下に入り込み、四角い構造体の柱のうち奥にあるものを撮影。

ログ壁に接していて、それが支えになっていますね。


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奥にある柱の反対側です。

これもログ壁に接しています。

 

個人的にこの階段の構造がどうなっているのか気になったのでいろいろ書きましたが、文章での説明は難しいですね。

画像も交えてなるべく分かりやすく書いたつもりです。

 

現場経過報告ブログは続きます・・・