ハンドカットログハウス建築日記

HAKUGINは静かに暮らしたい

ハンドカットログハウス建築&日記

現場経過報告8/2

 

私の一番嫌いな、暑い夏がやって来ました。

梅雨が長かったので少し助かりましたが、後は早く暑さのピークが過ぎて、秋が来るのを待つばかりです。

まあ考え方次第ですが、梅雨も明けて、暑い夏が来ないと、秋や冬も来ないですからね。家が出来るのを楽しみながら、季節の変化を待ちたいと思います。

 

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さて今日の一番の注目はココ!

昨日見かけた栗の木がここに設置されました。

いわゆる框(かまち)というヤツです。

玄関の一段上がった所によく見かけます。

ここには、框の奥の土間スペースに薪ストーブが置かれます。


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少し引いて見ると・・・

ココは室内空間の隅になります。

この框に座って、薪ストーブに当たれるようにしました。

土間スペースには足置きも設置する予定です。


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横から見るとこちら。

この框の右が土間、左がフローリングとなります。

ここに座って、土間に足を下ろします。

通常の椅子の座面が高さ40cmです。

フローリングと土間の高さも40cmなので、この框が無ければ、座った時に足置きの高さの分だけ膝が上がってしまいます。

それを、この高さのある框を置いた事で回避出来ました。框と同じ高さの足置きを土間に置けば、高さの差は40cmのまま。椅子と同じ40cmの高さで座る事が出来ます。

また割れは気にせず、太い所を使ってもらいました。

また、木材自体が曲がっているのでそれも利用して、土間が広くなるように、一段高いフローリング側へ膨らむように設置してもらいました。


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框としては高さがあり過ぎますが、あえてこの高さのまま設置してもらった事によるメリットがもう一つあります。框に座って、フローリング側に足を出しても椅子として使えるという事です。特に子どもにはちょうどいい高さの椅子になるのではないでしょうか?

これは現場で、現場監督さんと話し合って決めた事です。

C社が框材として曲がり木を仕入れてくれたので、これを現場でどう使うか、現場監督さんと話し合って決めて下さい、と言われました。

そしてこの栗材を見た時に結構厚みがあったので、そのまま置いたほうが座りやすいという事になりました。

なるべく木を切らずに使いたい、という思いもありましたが。


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栗材の端もピッタリログ材に合わせてありますね。さすがの出来栄えです。


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土間側から見た框。

栗の木もまた、独特の風合いがありますね。

そして、バリアフリーの家がありふれた中、邪魔な程の存在感です。


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お隣の出窓も座れるように、と想定して造ってもらいましたが、出窓にも、框にもと、座れる所が増えてきました。

元々狭い家なので、椅子やソファなどの家具はなるべく置かなくてもいいように、との考えもありましたので、座れる所が予定より増えるのはいい事です。


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少し気になるのは、出窓の下の面。

手前はログ材そのままで、奥は出窓の下の面そのまま。

よく見ると、下の土台と緊結するためのボルトを設置した穴もありますので、このままという訳ではないでしょう。

そして2cmくらいですが、段差がありますね。

最終的な仕上げはどうなるか、要確認です。


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出窓の外側は先日で完成かと思っていましたが、この日見ると例のロープが付いていました。


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ロープ繋がりで言うと、こちらにも。

吹き抜けの一部だけ、床面を増設した所です。

左右の端にロープが取り付けられていました。

こんなのはログハウスで無ければ似合わないですよね?


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さて、先日はゆっくり見られなかったお風呂の扉。

ほぼ全面ガラスです。

隣の脱衣場から撮っていますが、脱衣場が狭くて、一番引いて撮ってもここまでしか撮れません。全体像が見られなくて申し訳ないです。


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下周りは一段高く、水切りの面からも安心です。


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風呂の内側から見た扉の下周り。

こちら側の方が高低差が大きく、水が脱衣場に流れる事はあり得ません。

ただし、最終的には防水処理とコンクリート仕上げで1cmくらい高さが上がります。


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風呂の内側から、扉全体を撮った画像。

シンプルでいいですね。

そういえば、風呂内部の壁の上半分は板材が貼られていますが、いつの間にかその下端に木材が付けられていました。


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そして風呂の扉の取手。

どこかで見たことある、と思ったら・・・


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勝手口の取手と同じ物でした。


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またこんな物が横たわっていますが・・・どうやら輸入物のようですね。

引き戸を吊るための金具のようですが、

2つありますね。あと引き戸は玄関扉のみのはずですが・・・

もしかしたら、車庫裏の収納の扉用かな?室内に置いてあるけど、室外用ですかね?


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話は変わりますが、今年もこの季節が来ました。


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拡大するとこちら。

農薬散布用ラジコンヘリです。

田舎の田んぼが多い地域は、日付ごとに地域を割り振って、このラジコンヘリで一斉に田んぼに農薬散布していきます。

家も、車も、洗濯物も農薬まみれになります。

安全性が確認された物を使っているようですが、都市部から来た身としては見慣れておらず、やはり不安ですよね。

初めはこの散布日を知らずに、突然目の前に2mくらいのヘリが飛んで来たので、テロかと思いましたよ・・・

 

現場経過報告ブログは続きます・・・