現場経過報告4/28
この日は室内の壁枠設置が主な作業でした。
パイン材ですが、現場で必要な長さに切って、設置されていきます。
二階から東側に向かって。
二階から西側。
一階風除室の開口部。
ログ壁開口部にも木枠が設けられますが、その上に隙間が設けられます。
セトリングスペースと言って、ログ壁が下がってきても建具に当たらないようにするためです。
一階キッチン北側の出窓が入る開口部。
ここにもセトリングスペースが確認できます。
一階キッチン南側の開口部。
一階北側、水廻りの開口部。
室内側からポーチ入り口と風除室の開口部。
お風呂の窓が入る開口部は結構大きく思えますが、セトリングスペースを除くと窓はひとまわり小さくなります。
この木枠、どのように固定しているかと言うと・・・
ログ壁に細く刻んだ溝、キーウェイに板材を挟み込み、その上からT字になるように板材を重ねて、ビス止めされていました。
二階はすでに壁となる部分に補強材が設置済みでした。
玄関上のドーマー部分。
斜めの屋根が重なる部分も複雑ですが、基本的には板材で枠を型取ってありました。
東側妻壁は最大限に明かりを取り込めるよう、ほぼガラスとなります。
一部、ベランダへ出るためのドアとなります。
屋根の端、ルーフィングがどのように固定されているかと言うと、ホチキス止めでした。
一階には床下点検口が開けられました。
洗面台の足元の位置になります。
東側ウッドデッキに繋がる掃き出し窓が入る開口部、下端のログが切り落とされていました。
外側にはそのログが転がっていました。
開口部の最下段ログは、加工時には残してあります。
セトリングや組み上げの時のズレを抑えるためです。
それが終われば、開口部の建具設置の際に切り落とされます。
この切り落とされたログ材も結構な大きさですが、用途が無ければ原則C社が回収するそうです。
実際は内部の棚や、ウッドデッキ、イス、階段の材料として使うので、端材以外は残らないそうです。
事前に言っておけば、DIY用にもらう事もできます。
現場経過報告ブログは続きます。