基礎工事経過報告②
画像は3/23の朝、現地の様子です。
世間は3/20〜22は三連休でしたが、
"3/21は作業するよ〜捨てコン発注しちゃったから"
と現場の人が言ってたので見に行ったら、やはり進んでましたね。
木枠が立ち上がってますが、その下は全て三枚目の画像のように下にコンクリートが平たく敷かれてました。これが捨てコンなのでしょう。
その後、捨てコンについて調べてみましたが、基礎の立ち上がり部分を正確に墨打ちするために基礎下を平らにならすもので、必須ではなく、基礎の強度には関係ないので捨てコンと呼ばれている、とのことでした。墨打ちとは、ログ材の加工でも出てくる用語なので分かりましたが、丸太に中心線を引く事です。厚みがある物の真ん中を同定するための線として、基礎でも同じ用語を使うのですね。
自分の勝手な解釈ですが、捨てコンの役割として基礎の水平を出しやすくし、基礎の立ち上がり部分を安定化することにも寄与していそうな気がします。
捨てコンは必須ではありませんが無いよりはあった方がいいので、それが確認できたのは安心感に繋がります。後からでは確認出来ないことなので。
また、捨てコン、それが無い場合は基礎本体のコンクリートの下には防湿シートを敷くようですが、それも実際に目視して確認しました。
ここまで見てきて、基礎に関しては堅実に、また通常よりもかなり強固に造られているようです。
ログハウスの木材は重いため、基礎が強いのは安心感があります。
スキーでもログハウスでも足元が大切ですね。
尊敬するスキーヤーにリッチーベルガーさんと皆川賢太郎さんがいますが、リッチーベルガーさんはオーストリア人なので(私が一番尊敬するのはリッチーですが)ひとまず置いといて、皆川賢太郎さんの著書はとても参考になります(著書名は忘れました。スイマセン)。
それによると、スキー技術は下から順に考えます。一番下は雪面に接しているスキーです。その後、スキーブーツ、足裏、足首、膝、股関節、上半身となります。
一番下のスキーをどのように動かしたいのか、そのためにはスキーブーツにどの様に働きかけ力を加えるのか、そのためには身体をどのように動かすのかが下から順に足裏、足首、膝、股関節と決まっていきます。
よくスキーの技術解説に上半身の一部分のみをクローズアップしている事がありますが、これらはそれよりも下の部位の使い方がしっかりしていてこそできるものです。そこを抜きにしては単なる真似事。スキーの本質的な技術向上にはなりません。
話がそれましたが、今回の基礎の状況を見て、私なりに足元がしっかり出来ている!と感じた次第です。
今後も報告は続きます・・・