現場経過報告7/29
この日も相変わらず曇り空が続いていましたが、現場へ通います。
柱の下のジャッキが見えていた部分が全て隠れました。
過去のブログでも触れましたが、ジャッキが見えたままの建物も多いです。
これだけ太い丸太を使うのに、その足元は頼りなさそうなジャッキ・・・
耐力は問題無いのですが、見た目的な問題でジャッキは隠してもらいました。
昨日は柱によっては露出していたジャッキも、この日見たら隠されていました。
こちらも完成。
ただし、これらの二本の柱はジャッキを隠してもまだ足元が細い印象ですね・・・DIYでなんとかする方法を模索します。
更に出窓の下廻りが完成していました。
出窓の底はレッドシーダー板材でしたが、横から更に板材で塞いであります。
この出窓は下の方は雨がかかる事もありそうなので、この辺りの仕様は水切りの面からも大切ですね。
そしてその出窓を支える頰杖。
結構ゴツいレッドシーダー角材です。
おそらく土台として使った角材の余りを上手く利用したのでしょう。
こんな下からの補強材が必要なのは聞いてませんでしたが。
見た目的には、うーん・・・あまりよろしくないですね。
まあ、終わったことは仕方ありません。
この出窓はかなり重たいです(ログビルダーさん三人がかりで運んでました)し、人が乗ったり座ったりできるようにしたい、と希望していたので、安全のために必要だったのでしょう。
出窓の上の方はまだこれからのようです。
C社の方から電話がかかってきて、"出窓の上はどうします?"と聞かれたので、"屋根と同じ赤のガルバリウム剛板か、シーダーシェイクがいい。同じでは面白くないから、シーダーシェイクが第一希望。"と伝えていました。
そして"費用的にシーダーシェイクの方が高いですが、予算内でできるか検討してみますね"と言われたままになっていました。
そして返事は今のところ無いですが・・・どちらになるのかな?
この出窓の上は大屋根がかかっていてほぼ見えない部分なのですが、やはり拘りたいですよね?
大屋根の軒裏を見てると、なんとなく白いボードの端に細い木材が付いたような気がする・・・
そして通しボルトの下端が短く切られていました。
下には切ったボルトが集めて置かれています。
白いボードに何やら黒い点が・・・
蛾が卵を産んでました。
工事期間も長くなり、虫達も居ついてきましたね。
現場経過報告ブログは続きます・・・
現場経過報告7/28
今年の梅雨はなかなか明けませんね。
湿度が高い中でもログビルダーさん達の作業は続きます。
その後、お風呂の内装が上半分だけ整いました。
お風呂入り口から左側がこちら。
これは二階床材にも使った物と同じです。
もともと壁材なので、この使い方が正式なのかな?
お風呂入り口から右側がこちら。
下側は今のところ合板がむき出しですが、防水のための下地を貼った後コンクリート仕上げになります。
お風呂の天井がこちら。
壁の上の方には、縦幅10cmくらいの切れ目がありますが、これはセトリングに対応する為です。
最終的にはここは木の板で塞ぎます。
その木の板は上の壁だけに固定し、壁の切れ目の上下幅が狭くなっても下の壁とはスライドして、木の板はそれに干渉しないようにします。
お風呂の壁で気になるのが防水処理。
どのようにしているのかというと・・・
板材の下に防水シートを敷いてありました。
壁の内部は、内側から断熱材、合板、防水シート、レッドシーダー板材となります。
壁の反対側は防水処理しなくてもいいので、違う仕様となります。(具体的には内側から断熱材、合板、石膏ボード、ベルアートという素材の塗り壁となります)
今まで住んできた家は全てユニットバスだったので、風呂の内部の防水処理については全く無知ですが、一応C社と話をして納得の上で決めています。
他にも細かい所の処理が進んでいます。
最近はビルダーさんにどこを作業したのか聞かず、現場でどこが進んだのか探す事が楽しみになっていますね。
この日見つけたのがこちら。
風除室内ですが、土間部分と壁の境目に細い木材が取り付けられていました。
上の画像からカメラを右へ振るとこちら。
上側はベルアート、下側は土間コンクリートとなります。
また、こちらも何かありますね。
拡大するとこちら。
ログ壁をわざわざ削って開けた横穴。
その上の部分も、天井と同じ仕様で奥へつながるので、天井材を固定する為の木材が挟み込まれていました。
また外部に目を移すと、柱の下が木の板で隠されていました。
拡大するとこちら。
ここは柱を支えるジャッキが見えていましたが、隠れて見えなくなりました。
別の柱も。
拡大すると、このように一見しただけでは分からなくなりました。
そして出窓の周りも何やら動きが。
出窓の下には、二階床材と同じウエスタンレッドシーダー板材が貼られていますね。
この日は雨が降ったり止んだり。
この柱も雨に濡れています。
よく見ると気付いたのですが、この濡れは足場に跳ね返った雨粒による物でした。
従って足場が外れれば、この柱は雨に濡れないと思います。
お盆明けからは左官屋さんの塗り壁作業が始まります。
天井裏や軒裏、物置周りの外壁、ポーチ内部の壁、妻壁などです。
ポーチと物置周りはコテで模様を付けてもらうことにしました。
上の画像の収納の壁(合板の部分です)はコテ模様、それ以外は平らになります。
コテ模様と平らが隣り合うと不自然ですが、画像から見て高さの違いから違う仕上げ方が隣り合うことは無さそうです。
なんとなくログ材の隙間が無くなってきた感じがしたので、一応撮っておきました。
お時間ある方は過去ブログの画像と比べてみて下さい。
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現場経過報告7/25
世間は7/23〜26まで4連休ですが、家の工事は続いていました。
ログビルダーさん達は原則日曜休みなんだとか。
祝日も仕事していただき頭が下がります。
ただし、雨や台風など、休まざるを得ない時もあるそうなので、月4日プラスαのお休みでしょうか?
この日は脱衣場の扉周り。
ここには脱衣場の扉が付きますので、その周りに木枠が付きました。
またその扉が引き戸なので、引いた扉がこの壁の中に収まるよう、壁の厚みが薄くなります。
画像でいうと、真ん中の支柱より右側が薄い壁です。
その後に訪れると、薄い壁部分にのみ壁内部の補強材が取り付けられていました。
この壁の内部は風呂なので、手前と奥で壁の仕様が変わります。
また、その他の部分も扉周りの木枠が付きました。
こちらはトイレの扉周り。
こちらは風除室の扉周り。
建材として使う乾燥済みの板材なので、ログ材程は香りませんが、それでも必要な大きさに切る時にはその独特な甘い香りが漂います。
梅雨の時期は気分も塞ぎ込みがちですが、木材の香りがいちばん強い時期でもあります。
その香りを楽しんで、リラックスして過ごしたいものですね。
今の家でも、すでに活躍しているウエスタンレッドシーダーの木片たち。↓
子ども部屋の台、または椅子として活躍中。
洗面台の子ども用踏み台。(妻が洗濯機から衣服を取り出す時にも使用)
ペーパーホルダーの下に置いた木片はトイレ消臭剤代わりの物ですが・・・
みな一様に良い香りを放っています。
来年以降は梅雨が楽しみな季節になりそうです。
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薪ストーブと薪の調達について⑤
その後も薪の調達は続けています。
今のところ幸いにも熊には出会っていません。(笑)
この日作業を終えて残りの原木を撮影。
うーん、あと3回くらい取りに来れば、全部持ち帰れるかな?
そして今回の収穫。
今回はなるべくたくさん持ち帰ることを重視して、薪3本分の長さで玉切りし、軽トラに積み込みました。
薪1本が長さ40cmなので、薪3本分だと120cmです。この長さになると結構重いので、軽トラに乗せるのも一苦労ですが、いい筋トレになりました。翌日も筋肉痛なく過ごせています。
後ろから見るとこちら。
結構太くて重たい物もあり、見た目的にも満足のいく収穫となりました。
ちなみに今回は、初めてチェーンソーのメンテナンスをしてから臨みました。
こちらはその時使ったメンテナンス用品。
チェーンソーによっては初めからある程度のメンテナンス用品がセットで付いてくるようですが・・・マキタのチェーンソーは付いてません。
近くのホームセンターなどで見ても、ほぼ定価なので一つ3000〜4000円します。全部揃えたら1万円は軽く超えます。
セットで無いかな?とネットで調べてみると、やはりありました。
あとは現場のログビルダーさんにもいろいろ聞いてみて、チェーンソーを固定する物もあった方がいい、と聞き、それ(画像右上のH型の金属)も追加で購入。
メンテナンス用品セットとチェーンソー固定具で計4000円弱で収まりました。(送料無料。)
今回の作業では、メンテナンスでチェーンソーの切れ味が復活した事もあり、チェーンソーが止まる回数が少なかったです。
切れ味としてはそんなに変わった感じはしなかったのですが、チェーンソーが止まらずに切っていけることは、時間短縮にも精神的なストレス軽減にもなりました。
チェーンソーはいろいろな安全装置が付いており、チェーンが回る時の抵抗感が増すと止まります。いちばんよく止まるのは、切り進めていくうちに刃やバーが木に挟まれた時ですが、木が固い時や、チェーンソーの刃の切れ味が落ちてきたことが原因のこともあります。
その時、マキタの電動式チェーンソーは再度刃が回るのに10秒ほどかかるので、何回も止まるとその待ち時間が意外とストレスになります。
などと、いろいろ試行錯誤しながら、楽しみながら、安全に、マイペースに、薪集めを続けています。
現場経過報告7/24
この日は、それまでに続けて床板貼りが進められていました。
こちらは勝手口から中を見たところ。
外から見ると暗い感じがしましたが・・・
近づくとそうでもありません。
木目もしっかり見えて、ちょうどいいくらいです。
この後、床材の上には分厚い養生シートが貼られましたので、色の確認が出来たのはこの時だけでした。
板材を貼る途中の所を見ると、板材の固定方法がよく分かります。
この画像で言うと、板材の右側と下側に凸加工があり、見えてはいませんが左側と上側に凹加工があります。
並べていくとそれぞれ隣り合う板材と噛み合うようになっています。
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現場経過報告7/23
その後もログビルダーさんは、現場に入る日と入らない日があるようですが・・・この日は作業されていました。
この日の一番紹介したいところはこちら。
一階の床材が貼られ始めました。
注目はこの色。
アルダーという木材で、2種類ある色のうち、薄い方を選びました。
いちおう20cm×30cmくらいのサンプルを送ってもらって、現場に置いてみて、それから決めたのですが、いまいち全面に貼った時のイメージが掴めません。
その時選ぶ際に参考にした画像がこちら。↓
画像はC社ホームページから拝借しました。
これは過去に同じアルダー材の薄い方の色を床に使ったものです。
この画像を見て、薄い方の色でも充分濃く感じられました。
濃い方の色を選んだら、真っ黒に思えるほどだったろうと思います。
場合によっては木材ということも分からないくらいかもしれません。
床は濃い色にして雰囲気を引き締めたかったのですが、室内の明るさが期待できないので、薄い方の色でも充分濃く感じられる、と予想していました。
実際に貼られているところを見て、やはりちょうど良かったと思えました。
ちなみに先の画像の家からは、吹き抜けの手摺りもパクりました。
この画像の家のご主人は、住宅設備関係の仕事もされているようで、うちのガス工事をたまたま担当する事になったとか。世間は狭いものですね。
さて、他にも床材が施されていたのはこちら。
勝手口の框(かまち)部分です。
勝手口の外から見るとこちら。
やはり引き締まったいい色ですね。
こちらは風除室。
手前が土間コンクリート、40cm高くなり、框材を経て床フローリングとなります。
こちらは東側のウッドデッキとなる部分から室内を覗いた画像です。
ここも掃き出し窓を経て土間コンクリート、40cm高くなり床フローリングとなります。
ここも框材が先に施され、床材もどんどん貼られていくところでした。
最後に、こちらは風呂となる部分。
これから付ける網戸がまとめて置かれていました。
窓はほぼ特注品なので、網戸もおそらく特注品でしょう。
現場経過報告ブログは続きます・・・
現場経過報告7/17
現場では地道な作業が続いています。
この日は屋根と外部壁の間を、細い木材で塞いでいました。
こちらは西側妻壁。
車庫になる部分から見上げて撮影したものです。
拡大するとこちら。
白い部分と茶色い部分の間にご注目。
同じ妻壁の、もう少し右へカメラを振った部分です。
拡大するとこちら。
同じく細い木材が、境目に付きました。
こちらは玄関上のトラス奥にある妻壁。
軒裏と妻壁の間だけでなく、軒裏の勾配が変わる境目にも木材が付けられています。
さて内部へ入ると、北側の窓の室内側も収まりました。
これは脱衣場の窓です。
これは風呂の窓。
これはトイレの窓。
一階北側の出窓はまだでした。
出窓は仮置きの状態で、まだ水平になっていないとのこと。
重たいので、水平にするには下から頰杖を噛ませて作業する必要がある、とのこと。
二階へ上がると、床材が貼り終わり、その上に養生シートがかけられていました。養生シートはガムテープで縁を留めてありました。
貼り終えた二階床と、養生シート。
これは階段の登り口と二階床の突き合わせの所です。
床材が収まる部分だけ、柱に凹加工が施されていました。
二階床はセトリングで下がっていきますが、階段は下がらないので、この突き合わせ面は何らかの構造上の工夫が要るところです。
現場経過報告ブログは続きます・・・