ログハウス生活2021/10/17
日本列島全体が寒気に覆われた今日、近隣の薪ストーブユーザーのお宅からは、煙突から煙が出ていました。
我が家も負けていられません。
今日、今シーズン初の火入れをするために、昨日のうちに薪を運んでおきました。
雨に濡れないうちに、屋根がかかったデッキスペースに移動です。
この光景、絵にはなるんですが私個人的にはこの場所にこの積み方は好きではありません。
まだ屋根がある薪棚がないので、燃やす直前に雨や雪がかからないよう、短期間保管するためにここに置いています。
またストーブの近くに置いて、すぐに補充できるようにする意味合いもあります。
しかし、薪の乾燥のために長期間置く時には、この場所にこの積み方はしません。
なぜなら、薪の乾燥は主に木口(立っている木を水平方向に切った断面)から行われるためです。
この積み方では、木口の片方を家の壁に塞がれているため、風が通りにくく、乾燥が進みにくいのは容易に想像出来るかと思います。
(薪の乾燥については、詳細は過去のブログをどうぞ。)
それにしても、乾燥している場所からここに運んでいて、沢山の薪を用意したなぁとしみじみ感じていました。
乾燥場所はこちら↓
この量でパレット一枚半くらいです。
画像の左にも一つパレットがあって同じ高さまで積んでありましたが、撮影した時にはパレットはどけてしまった後でした。
土の色や、草が生えてない状況から、今までパレットがあった事がお分かりいただけると思います。
今現在で用意した薪は、このパレット13枚分。
一冬の薪としてこれで足りるか不安でしたが、パレット一枚半分の薪を移動してみて、なんだか充分足りそうに思えてきました。
さて、とある天気予報サイトのこの町のピンポイント予報を見ると↓
この先もストーブが活躍しそうな予報になってますね。
今日は慣らし炊きとして、今シーズンの火入れといきましょう!
ところで薪を運んでいる時に気づいたのですが、別の場所に積んである薪の様子が何かおかしい・・・
崩れてました。
昨晩の低気圧が抜けた時の風によるものでしょうか?
今までの台風の時でも崩れなかったので油断してましたが、こういう事も起こりうるという、いい経験になりました。
早速積み直しと対策。
井桁状に積んだ薪の複数に横断するように、板材を重しとして置きました。
どれくらい効果があるのか分かりませんが・・・
さて、それが済んだらストーブの掃除をして夕方の火入れを待ちます。
待ちに待った火入れ!
久しぶりに見る薪ストーブの焔は、見ているだけでも暖かくなります。
まだ慣らし炊きなので、ストーブの温度計が140℃まででやめておきました。
ちなみにこのストーブは石製なので、鉄製よりは低めの温度かと思います。
明日の朝も、同様に慣らし炊きで終える予定です。
まだそこまで寒くないので、それでも充分です。
去年のこの時期はログハウスが建築中で、毎日ブログ更新していたので、気になって読み返してみたら、近隣の山の初冠雪を見たっぽい、とのこと。
今日も同じ山の上は積雪があったでしょう。(曇っていて目視はできませんが・・・)
(翌日10/18追記)
翌朝、初冠雪を確認しました。
(追記ここまで)
おおむね毎年同じ時期に、同じ事の繰り返しだという事でしょうか。
私としては薪の準備量が去年と違っています。
今年は途中で足りなくならないよう、リベンジの年です。
これでワンシーズンもつのか。
もったなら、この量が薪準備量の一つの基準になります。
もたなかったなら・・・来春はもっともっと薪準備に励まなければ・・・
ログハウス生活ブログは続きます・・・
ログハウス生活2021/10/1
つい先日、ログハウスを建ててくれたC社から連絡があり、ログハウス雑誌キノハスの付録カレンダーに次の画像を使わせてもらいたい、と依頼されました。
もちろんOKしておいたので、次の号にはこの画像が全国に披露されます。
それにしてもカメラマンが撮った画像はやはり違いますね。
このカメラマンが撮った画像はDVDでいただいているのですが、我が家には再生できる機器がなく、まだ画像は見れていません。
C社からのメールにこの画像が添付されていたので、私も初めて見ました。
さて、キノハスを見た方々からどんな反応があるのか楽しみです。
キノハスを手に取るのは、ログハウス業界関係者か、ログハウスオーナーか、ログハウスに興味がある方々がほとんどでしょうか。
まあ、賛否両論あるでしょうね。
ところでキノハスからは、C社経由で取材の依頼が二回来ていたのですが、二回ともコロナ感染状況が悪くて、仕事上、万が一にも感染があってはいけない立場なので、取材をお断りしていました。
いずれタイミングを見て取材していただくことになるでしょう。
C社もこのログハウスは取材してもらいたい気持ちが強いようです。
ちなみにキノハスは年二回発行ですが、付録カレンダーが付くという事は、年内に次の号がでるのかな?
(いつ出るのか知らない・・・)
マイログハウスが完成してからというもの、ログハウス雑誌には無頓着になりました。
それよりもログハウス内外のDIYと薪造りが忙しくて。
次の4月には外構工事も始まりますし。
まあ、ご興味がありましたら書店かウェブサイトでご覧になってみて下さい。
さて、
すっかり秋になり、涼しく過ごせる有り難さを実感します。
特にアメーバな私は、溶けずに済むので活動的になります。
やる事は盛り沢山。
原木からの薪造り、DIY、冬支度として車三台分のタイヤ交換、そのうち一台は車検、スキーの準備(子ども達用に一シーズンレンタルできる店に行くこと、その後の全員分のスキーにWAXがけも含む)、家の大掃除などなど。
まあ、腰を据えて一つ一つやっていきましょうか。
原木の処理は、具体的には玉切りして割って積む作業が残っています。
これから作業したものは、次の次の冬に燃やすための物になります。
また、薪ストーブを使う時期が近づいてきたので、今まで野ざらしにしてきた薪を屋根付きの薪棚に移したいところ。
薪棚はかなり大掛かりなDIYとなるため、これから二ヶ月くらいの間にやろうか迷っています。
やめておいた場合、薪は屋根が掛かっているウッドデッキに移そうと思っています。
そんなこんなでどのように進めていくか思案していたところに、オーダーで椅子を造ってもらっていた方から完成の連絡がありました。
以前このブログでも紹介した、元椅子職人さんによるものです。
早速家の中に置いてみたのがこちら↓
いい雰囲気、かつ実用的で使いやすそう。
また、一人の職人さんが造った物なので、何となく椅子に統一感がありますね。
左は私用、真ん中はレンタルしている赤ちゃん用、右は妻用です。
画像の角度を変えてこちら↓
それぞれ、座る人に合わせてオーダーしています。
カウンターキッチンの高さに合わせてあるのはもちろんですが、左の私用は足置きを無しにしてもらい、座面は横長にしてもらいました。
右の妻用は足置きが四面全てに付いていて、座面は正方形にする事でどの面にも座れるようになっています。
座面に使うファブリックは色を統一する事も考えたのですが、最終的には各個人が好きな色を選ぶ事にしました。
バラバラでもいいんじゃない?という事で。
これは一生物の買い物ですね。
これからこの椅子たちは、ずっとここで共に過ごしていきます。
さて私のDIYも負けていられません。
今は子ども達用にベッドを造っています。
まだ一つ目で、寝る所が半分しか埋まっていません。
もうすぐ完成なのですが、木材が中々揃いません。
なにしろ、建築後に余った端材で造っている物ですから。
ですが、子ども達の分は人数分造るつもりです。成長しても一人ずつで寝られるようにするために。
大きさは2m×1m、一人用の布団の大きさに合わせてあります。
とりあえず柵は無しですが、寝相が悪い子がいれば、後から柵を付ける事も想定しています。
これからも忙しい日々になりそうです。
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ログハウス生活2021/9/17
たんぼが緑から黄緑に色を変え、秋の訪れを感じる今日この頃。
もう収穫の秋もすぐそこまで近づいてきています。
さて、ログハウスに住んで初めての夏を越しました。
今年の夏は雨が多かったせいもあり、本当に耐え難いほどの暑さは二週間ほどでした。
一階天井に設置した天井埋込式エアコンも数日動かしただけ。
それでも暑さ厳しい日はありがたみを実感しましたね。
一階では。
二階の壁付けエアコンも、放置期間が長かったのですが問題無く作動しました。
夏の時期の不具合といえば、吹き抜けがあるので熱気が二階に上がり、一階との温度差が大きくなりました。
ならば一階で過ごせばいいのですが、あえて狭い家を計画しただけあって、一階に布団をひく程のスペースはありません。
まだ幼い子どもがいる我が家では、日中も妻と子が昼寝するので、二階で寝るしかありません。
二階のエアコンを作動させても、冷気は吹き抜けから一階へ移動するばかりで、二階はなかなか冷えてきません。
子は暑くてもお構いなしでスヤスヤなのですが、妻からはクレームが・・・
これも子が幼いうちだけと割り切るしかないですね。
それからDIYの日々も続いています。
こちらは風呂の前にある脱衣場。
何やらログ壁に沿うように収納が見えていますね。
拡大するとこちら。
風呂の後に着る下着や部屋着や寝巻き、タオルなどを置いておく棚を造りました。
棚の数は四つ。
下から四つの棚があり、上部にはタオル置き場や、最上段には洗濯洗剤と詰め替えを置くスペースがあります。
子ども達が小さいうちはみんな一緒にお風呂に入る事が多いので、それぞれの棚に分けて服を置いています。
一番下には体重計を入れておくスペースも。
一番のこだわりは、角に縦に使った木材四本のうち一本は、角材ではなく自然木にした事。
木材は全て建築端材で賄っていますが、この自然木は川から拾ってきた流木です。
途中でカットして板材を挟んでいますが、上下の向きは切る前と同じところで合わせています。
また忘れてはならないのがこちら。
これは階段に使った木材の余りなのでかなり厚いです。
見たところ10cm弱くらいかな?
今のところ子どもたちも気に入って使ってくれています。
銭湯気分でロッカーに荷物を入れるように楽しんでいます。
さて、最近奇妙なことがありました。
昨日と今日、朝起きて窓から外を見ると、車の上に何やら動くものが・・・
拡大するとこちら。
ひっくり返ったまま起き上がれず、もがいています。
捕獲してみるとこちら。
水生昆虫のゲンゴロウです!
なぜここに?
しかも二日連続で同じ事が起こりました。
1日目のゲンゴロウは長男が捕まえたので、二日目は別のゲンゴロウです。
これは何かゲンゴロウの習性と関係がありそうですね。
黒い物に集まるのでしょうか?
いろいろな図鑑を読み漁り、ほぼ生物学者並の知識を持った息子曰く、ゲンゴロウは羽を広げて飛ぶよ、とのこと。
水生昆虫のイメージしかありませんでしたが、陸地で見かけても不思議は無いようです。
さて、明日の朝には三匹目がもがいているでしょうか?
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ログハウス生活2021/7/20
梅雨があけて、私の一番苦手な季節になりました。
アメーバになった気分ですね。
細胞膜に固定形を持たない、溶けてそのままの状態。
許されるならそのまま秋を迎えられたらいいのに。
さて、話は時を遡って梅雨。
子ども達が梅雨の間に外遊びが出来ないため、こんな物を造ってみました。
ブランコです!
梅雨の合間を縫って現れた少しの晴れ間を逃さず、青空へ向かって飛び出さんとするかのような開放感です。
同じ画像で、焦点?露光?を変えてみるとこちら。
デッキの端っこに取り付けたのですが、その先に足場が無いのが分かります。
そして、早速お気に入りの遊具になった娘。
飽きもせずにずっとぶらんぶらんしてます。
こだわりは、やはり座る所に使った木材。
そして、ログハウスに設置しても迫力負けしない、太いロープ。
上端の固定金具はなるべくログ材を傷つけないよう、一点固定の物を選びました。
なるべくログ材に穴を開けたくないので。
いろいろと検索していると、金具一つに対してビスが2本や4本で固定する物がほとんど。
この金具はビス一本です。
さて、家の南側はなにやら様子が変わって、新たに設置された物がありますね。
家庭菜園を徐々に始めています。
周りの方々の立派な畑から比べたらお遊びだと思われるでしょうが、収穫度外視です。
子ども達と楽しみながら続けて、徐々にいい家庭菜園になればいいかな、と思っています。
素人なのでまだ何の苗か見分けが付かないので、プラカードに何の苗なのかをメモ代りに書いています。
このプラカードも子ども達と楽しみながら作ったものです。
さて、薪造りも我が家では今が本番。
パレットの上に並べていきます。
パレットはおおむね110cm四方で、薪の長さは40cm。
従って左右に寄せて井桁に組んだら真ん中が30cm空きます。
パレットを繋げて置くと、この幅30cmの空間が通路のようになります。
風通しと、陽当たり確保と、メンテナンスのために自分が入れるように、と考えての事です。
そのパレットはどうしたのかと言うと、流通業者の方々から要らないものを無料で譲ってもらって手に入れています。
今までもいろいろな業者に聞いて回りましたが、最近は断られる事が多いようです。
特に大手や、名の知れたところは。
始めは全然上手くいかなくて、時間ばかり無駄に使って、精神的に結構凹みましたよ。
それでも続けていると、個人事業者のような方々の中には、快く譲ってくださる場合がありますので、自分の足で探すしかありません。
そして徐々に薪が増えて、見える景色も変わってきました。
薪が庭の塀の代わりのようになってきます。
横の支えが無いので崩れる可能性があり、あまり高く積まないようにしていますが、高さは1.5m無いくらいでしょうか?
このブログ記載時点で、薪はパレット13枚分あります。
これで次の冬は足りるのでしょうか?
敷地内にはまだまだ原木があるので、それがなくなるまで作業は続きます。
今は暑い季節なので、アメーバとしては涼しい時間帯しか作業しません。
最近は夕方も暑くてなかなか気温が下がらないので、朝しか作業時間がありません。
そこで家の東側に山を背負っている事がいい影響を及ぼしてくれます。
朝の陽が当たり始めるのが遅いので、作業がなかなか快適に進みます。
先程の画像と逆側から撮ったところがこちら。
画像左側を見ると、家の西側から陽が当たり始めているのが分かります。
これが家まで到達したら作業終了です。
一般的には陽が当たらないのはデメリットとされるのでしょうが、住めば都、なんでもいい方に解釈していきましょう。
さて、アメーバのようにダラダラして過ごしてばかりいられません。
暑い夏も楽しみたいものです。
特に今年は長男が小学校に上がったことで、地域の行事に出ることも増えました。
この日は川で魚つかみ!
暑くて、川の冷たさが心地よいです。
活きがいい魚を選んで、思い切り握りしめて運んで来る長男・・・
放した魚は一瞬で弱ってぐったりです。
でも魚を直に触るいい体験でしたよ。
また、家の敷地内にはこんなお客さんも。
デカい!
ウシガエルかな?
見つけた時は、ピョンピョンではなくノソ・・・ノソ・・・という感じでしたよ。
横から見ても立派です。
これで大きさが分かってもらえるでしょうか?
ちなみに虫かごの手前に置いたサンダルはクロックスのキッズ用11サイズ。
11サイズ=18cmのようですので、カエルはその半分の9cmくらいはありそうです。
その後、このカエルは逃してあげました。
ここまで大きくなるのは稀なハズ。
この辺りの主として、今後も逞しく生きて、たまに姿を見せて欲しい物です。
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ログハウス生活2021/6/19
画像は二階のドーマーから見える山の景色。
この日は珍しく、霧が出ていました。
けれど、この辺りは若干標高が高いせいか、霧よりも上に位置していました。
山と周りの景色はよく見渡せるのに、ふもとの街だけは霧に包まれた不思議な景色。初めて見る景色でした。
さて、その後もDIYは継続中。
最近の追加はこちら。
before↓
東側バルコニー下の照明がまだ完成していませんでしたが、コード部分が太めの紐になった照明を吊るしたままになっていました。
この照明を何かに絡めたかったのですが、最近いい物に出会いました。
after↓
リサイクルショップにあった、タダ同然のハンモック。
その金額750円!
でも、意外といい雰囲気だし、ここに飾るのにピッタリだと直感で思えました。
実際に吊るしてみると、幅といい、たるみ具合といい、ちょうどいい感じ。
このハンモックを吊るすための金具を後から調達したのですが、この金具が二つ合わせて1100円程・・・
ハンモックよりも金具の方が高くつきました。
これは、訪れた人にネタとして語れますね。
また、外構の打ち合わせがありました。
家の周りが砂利のままで、最低限、自分達で出来ない所だけ頼もうというくらいにしか考えてなかったのですが、打ち合わせしたり、調べたりすると、家と同じくらい奥が深い外構の世界・・・
ログに合う外構とは?
他のログの外構と違った物にするには?
といった視点から、結局こだわった物になりそうです。
ログと同様、自然素材で耐久性がありそうな物として、石に注目。さらに若干の植栽を加えて計画する事になりそうです。
また頼む業者さんは地元の方ですが、近くにある、とある有料植物園のような施設も手掛けたそう。
そこがまた、かなりの立派さで。
雰囲気を掴むためにその施設にも行ってみました。
そこで見た物で、即採用したいと思ったのがこちら。↓
石で1メートル四方くらいに四角く、低く囲った中に、少し大きめの植栽。
これを敷地内のどこかに採用する事にしました。
完成すればブログ上でご報告したいと思っていますので、詳細はそれまでのお楽しみという事で。
植栽は少し変えて、ボリューム感や高さを変えるつもりです。
うーん、楽しみ。
さて、梅雨入りした?してない?微妙な季節にあって、今一番忙しいのは薪造りです。
本当は今頃やっていては遅いのですが、つい最近まで隣地の竹を刈ることを優先していたため、遅れ気味です。
そこで、作業効率を高めるために作成したのがこちら。↓
薪を乗せて玉切りする時に使う馬。
薪の長さは40cmに切りやすいよう、支えとなる木材の幅は35cmに合わせてあります。
そして真ん中には、幅15cmくらいの空間を開けました。↓
ここにチェーンソーの刃を沈めていけば、切りやすいかな?と思って作りました。
また、切るところのなるべくすぐ横まで支えがあった方が、原木が動きにくいでしょう。
しかし実際に使ってみると、ある問題点が・・・
それは真ん中の空間にチェーンソー本体が入らず、下まで切れないことが多々ある事です。
チェーンソー本体の幅を考慮してなかったために起きた問題です。
そこで、その点を改良した馬をもう一つ作りました。↓
支えとなる木材の幅は40cm。
材の厚みがあるとしてもこれだけ幅があれば、チェーンソー本体も入ります。↓
また、刃を下に沈めた時に馬に当たらないよう、馬を連結している横棒はX部分(木材がクロスした部分)の下に固定しました。
作成前に馬の画像を検索して、ある程度把握に努めましたが、よくある馬は、手前か奥のクロス部分の横に横棒の支えを固定しています。
それを下から固定することで、横棒を材の厚みの分だけ下に位置させる事ができ、チェーンソーの刃も原木が全て切れるまで沈められます。
さらにその横棒のアップがこちら↓
10cm間隔で目盛を付けました。
これで、原木の長さを把握して、40cmで切る時も毎回メジャーを当てなくてもよくなります。
この馬の欠点は、原木の支えが離れているため、重たい原木や太い原木は切っている最中に動く事です。
チェーンソーを使ったことがあれば分かると思いますが、切り終わる時に原木の重さのバランスが変わり、原木自体が動く事があります。その動きがある程度予測出来ていないと、チェーンソーが思わぬ動きをして危険です。最悪の場合、キックバックが起きたり、刃が自分の方に向いて怪我をする事にもなりかねません。
しかしこれは、こうなることは分かっていて作った馬ですから、こちらの馬は主に軽い原木を玉切りする時に使う事にしました。
重たい原木は先の馬で対応します。
いつか、重たい原木も軽い原木もストレスなく切れる、万能な馬は作れないかなぁと、いろいろ構造上の構想を練っていますが、今のところいい案は浮かんでいません。
いい案が浮かんだら即作成に取り掛かるつもりです。
さて、今年も熊の目撃情報は多めに推移している気がします。
そんな不安な気持ちの時に家のすぐ横の竹林を見廻っていると、なにやら地面が荒れています。↓
近寄ってみると結構えぐれてました。
竹の根が張って固い地面をこれだけ掘りかえす力はすごいものです。
おそらくイノシシによる仕業だと思っていますが、これだけ身近に野生動物の気配を感じるのもスリルがあります。
特に子どもが小さいうちは気になりますね。
(2021/6/24追記)
後日近くでアナグマを見かけたので、アナグマについて検索していたら、爪が鋭く、掘るのが得意で、竹林もよく荒らすのだとか。今はアナグマの仕業かと思っています。
(追記ここまで)
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ログハウス生活2021/5/15
気まぐれに、また更新です。
3月からほとんど雪も降らず、春モードでしたが、駆け足で桜前線が通り過ぎたかと思ったら、もうGWです。
この辺りは観光地でもありますが、観光業に携わってない地元民には大忙しの時期。
そう、GWは田植えの時期なのです。
この辺りの方々には、GWがちょうどよい一家集合の時期のようです。
皆さん仕事も休みだし、子どもたちも学校休みだし、一家総出で田植えをやるのが年間行事になっている様子。
端午の節句もあるせいか、結構な割合で家族行事優先の家庭がありますね。
実家を出て遠方に住んでいる方々は、GW、お盆、年末年始に実家に帰るのが家族行事となっているかと思いますが、この辺りは田植えがある分、GWの比重が重ためな気がします。
田植えで体を動かした後は、庭でBBQか常連の焼肉屋に行くのが恒例になっている家庭も多いとか?
これらは田んぼをやっている田舎の家庭なら日本全国共通なのかもしれませんが、時期はその場所で異なるでしょう。
かくして、下のような美しい風景が産まれる訳で。
田植え前に、田んぼに水が張られた時の、風の無い快晴の日には、逆さに映った山々が見られます。
山々を見ているだけでも美しいのですが、二度美味しい、今だけの贅沢です。
ちなみに画像は息子の通学路です。
そして近場の観光地へ行けば、こんな北海道富良野みたいな景色も手頃に見られるのも嬉しいところ。
そうそう、春と言えば薪ストーブのシーズンオフ。
長い冬の酷使を労い、ストーブもお手入れの時期です。
ストーブのメンテナンスは知り合いの業者さんに頼むことにしました。
頼りになる知り合いがいて助かります。
だんだん田舎生活が板についてきたかな?
知り合いのツテで生きていけるのも田舎ならでは。
詳細は過去のブログを参照下さい。
ログハウスに住み始めてそろそろ半年。
いろいろな事が起こるわけで。
画像下部に何か落ちていますね。
第一発見者は長女。
拡大すると、こちら。
スズメさんが窓にぶつかり、死んでしまいました。
C社の方が言っていましたが、"窓が大きく、向かい合っているので、鳥が通り抜けられると勘違いしてぶつかりますよ。"と。
その時は、へぇ〜そんなこともあるんですね、と返答していましたが、さすがにいろいろな家を見ているだけあって、現実となりました。
この後、子どもたちと庭の一角を掘って、スズメのお墓を作りました。
私たちがここに、こんな家を建てたばかりに、このスズメさんは落とさなくていい命を落としたんだよ。
だから、せめて天国で自由に空を飛べるように手を合わせよう。
子どもたちも私の作法を見習いました。
生きた教育とはこのような事なのかな?とふと思った出来事でした。
さらにその夜、家の中で寛いでいると、窓に何か浮かび上がっているような・・・
鳥が羽を広げたような跡が・・・
こちらは先程のスズメがぶつかった窓とは反対側なのですが、向かい合っているので、当然反対側から見ても先に抜けられるように見えるのでしょう。
確実にこれもぶつかってますよね。
こちらの跡はスズメより大きめで、犯人はいませんでした。
二つ目のお墓を作らなくてよかったのは幸いでした。
また数日後、メンテナンスを終えて綺麗になった薪ストーブの中になにやら動くものが・・・
拡大するとこちら。
スズメバチです。
おそらく煙突から入って、出口が分からず、明るい方へ行くとストーブ内に辿り着いたのでしょう。
メンテナンスしてもらった業者さんに聞くと、蜂スプレーは薪ストーブ内に噴射しても問題無い、とのことでしたが、そのままにしておけば死んでしまうので、そのままでもいいのでは?とも。
結局そのままにしておき、子どもたちとスズメバチを観察して楽しんでいます。
薪ストーブが大きな虫カゴのようです。
こんな感じで、初めての春はいろんな動物や虫に悩まされる事が増えてきました。
ツバメも巣を作るところを探しに飛んで来るし、スズメバチよりも1.5〜2倍くらい大きいオオスズメバチと思われるハチも飛び回っています。
そういえば、先日、C社の方がカメラマンとともに我が家を訪れました。
なにやら、記録用の写真を撮るのとログハウスコンテストに出すための写真を撮りたい、とのこと。
記録用とは、C社のホームページや広告に使う物でもあるようです。
ログハウスコンテストの結果も楽しみですね。
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ログハウス生活2021/3/15、と見せかけて5/13
お久しぶりです。
3/15に更新しようとして結構書いてました。
途中で止まってたので、書き切って本日アップとしますね。
季節感無い、というか今更という内容もありますがご勘弁を。
三月に入ってからは暖かい日が続いていますね。
雪はおろか、朝の車のフロントガラスの凍結も無く、すぐ発進可能な今日この頃です。
さて、ある時二階の丸太柱にふと目をやると、こんな物が。
この柱は大きく凹んでいて独特の形なのですが、子どもたちにはいかにも樹液がしたたっていそうに見えたのでしょう。
ちなみにこれら置かれた虫たちは全てオモチャです。
さて、その後も主にDIYの日々が続きます。
あくまでも廃材を使う事を重視しているので、出来栄えには固執していませんが、それでも機能性、耐久性には気を使っています。
こちらは薪ストーブ前の足置き台。
ここに座って暖を取ることを想定して、靴を履かなくても土間に足を下ろせるように、と作成した物です。
長い廃材がないためツギハギですが、庭に何故か知り合いの木材が放置されてますので、いつかそれをくすねて作り変えたいと思っています。
また、新たに工事車両が。
実は光回線を引きました。
自宅の通信環境を整えて、今後いろんな展開があるかも。
いつかご報告できるかな?
(更新頻度からいって、事後報告になるのは確実かな?)
さらに家の顔とも言える玄関にも変化が。
拡大するとこちら、
大きめの照明器具です。
こちらは海外仕様で、電気屋さんに配線を頼めば点灯するようなのですが、単純に飾りとして取り付けました。
取り付け部分を拡大するとこちら。
電線が出ているのがお分かりいただけると思います。
面倒なのでそのまま付けてしまいました。
ここにはトラスを固定するための金具が露出しているので、何かしら隠すか目立たなくする方法を考えていたのですが、衝動買いしたこの照明器具を飾ることで少しは目立たなくなったのではないでしょうか?
更にツルを這わせて緑を足すのもいいかな?
雰囲気も良さそうだし、固定金具も更に目立たなくなりそうです。
ちなみにこれを取り付ける時にトラス固定金具を触ってみたらユルユルだったので、こちらもメンテナンスの時に増し締めをする事になるかと思います。
こんな所も建築時から時間が経つと緩んでくるんですね。
室内ではトイレの横の水道管が露出しているのが気になっていました。
ビフォー↓
アフター↓
こちらも廃材で大きさが合う物を利用した結果、かなりゴツい置物になってしまいました。
便座に腰掛けてこの置物の蓋を開けてみるとこちら。
右半分には水道管が隠れています。
左半分には収納スペースがあります。
一番上には画像にあるように、トイレのリモコンが入っています。
これは壁掛けにする事が多いですが、ログ壁にはなるべくビスを入れたくなかったので、こちらに置くことにしました。
リモコンがある収納スペース側から横の面を見るとこちら。
リモコンの下にはトイレットペーパーを収納しています。
初めて使う人は、使い勝手が分からないだろうな・・・
蓋を開けたところがこちら。
この蓋の上には本を置いて、長居しています。
ペーパーやリモコンを使う時は、このように蓋を開けて、開けた蓋に本を立て掛けるように置いてからにしています。
最後におまけ。
ログハウスでブログを検索していたら、こんな画像が出てきました。
なんとなく我が家に似ている?
そう、極太のログ材の6段積み!
二階スペースや屋根の角度なんかもそっくりです。
ロシアにあるものだそうですが、北欧産シルバーパインのような風合いで、おそらくロシアの寒さ厳しい所で立ち枯れて何年も経った材を使っているのでしょう。
さらに驚きなのは、これは完全セルフビルドだということ。
人間、やれば出来るんですね。
(いや、これは出来る人は限られていると思いますよ。それか、相当必要に迫られていたのか・・・)
ログハウス生活ブログは続きます・・・